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『スパイダーマン』のスピンオフとして映画化が決まった悪役チーム『シニスター・シックス』
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『スパイダーマン』のスピンオフとして映画化が決まった悪役チーム『シニスター・シックス』

2014-09-15 16:30
    シニスター・シックス
    【大きな画像や動画はこちら】

    世界的な盛り上がりを見せた『iPhone6』の発表。これはシックスのビッグなウェーブに乗るしか無い......。

    今回は「6」つながりということで、『アメイジング・スパイダーマン』シリーズのスピンオフ映画『シニスター・シックス』の主人公である同名のヴィラン・チームとそのメンバーを、映画での設定、原作での設定、噂などなどを交えながらご紹介します!

    「シニスター・シックス」は原作では後述のヴィラン、ドクター・オクトパスによってスパイダーマンを倒すために、スパイダーマンに因縁のあるヴィランを集め結成されたチーム。1964年の初登場以来、メンバー変更や解散、再結成を繰り返し幾度と無くスパイダーマンの前に立ちはだかっています。

    映画版では『2』でその結成を思わせるやりとりはありましたが、どのような経緯で結成するかは今のところ不明。既に登場した「グリーン・ゴブリン」、「ライノ」の他、「ドクター・オクトパス」、「ヴァルチャー」、「ミステリオ」、「クレイヴン・ザ・ハンター」の計6人が、シニスター・シックスとして登場するのではないかとされています。

    まずは映画版でのメンバーの中で既に登場した2人を紹介しましょう!




    ■グリーン・ゴブリン

    ハリー

    原作では親子でパンチパーマ


    ハリー・オズボーンはピーターの親友。彼の父、ノーマンは巨大企業オズコープの社長であるものの、薬の実験中の事故で身体能力・知力が強化されると同時に精神に異常をきたし、グリーン・ゴブリンとなってしまった人物です。

    ハリーは父がスパイダーマンとの戦いの最中に死んだことでスパイダーマンを恨み、仇をを討つべく装備を引き継ぐ形で2代目グリーン・ゴブリンとなりました(サム・ライミ監督の映画版はこちらに近い)。

    新映画版では父親はヴィランではなく、ハリーが初代の様子。話の流れから考えるに、原作版とは異なり、オズコープの怪しい男「グスタフ・フィアーズ」がチームを集め、ハリーがシニスター・シックスを率いる形になりそうですが、もしかすると既に死んだノーマンが何らかの理由で復活して......なんてこともありえるかも?


    ■ライノ

    ライノ

    原作コミックだとちょっとコミカルなスーツ


    ライノことアレクセイ・シツェビッチは、原作ではロシアの元ギャング。諜報機関によって改造を施され、サイ型スーツと融合し、超人的筋力と耐久力を手に入れたものの、諜報機関を裏切り、そのスーツのパワーを使って悪事を働くようになります。

    映画版では、プルトニウムを積んだトラックの強奪計画をスパイダーマンに阻止され警察に捕まりますが、脱獄。グスタフ・フィアーズから受け取ったと思われる、メカメカしいサイ型パワードスーツを着て再登場します。次回作ではたっぷり時間を使って戦って欲しい!

    続いて、新映画版にはまだ登場していないメンバーを紹介。


    ■ドクター・オクトパス

    オクトパス

    両手両足に加え、アームも4本で計8本だからオクトパス!


    ドクター・オクトパスことオットー・オクタビアスは、優秀な原子物理学者だったものの、実験中に起こった事故で自ら実験用に開発した作業用アームが取り外せなくなり、精神にも異常をきたした人物。天才的な頭脳と、事故の影響で脳が変異して考えるだけで自在に操れるようになった、4本の作業用アームを武器に戦います。

    シニスター・シックスを結成した以外にも、メイおばさんと婚約したり、一時期ピーターの肉体を乗っ取ってピーターの記憶を共有した結果、正義に目覚めてピーターの身体でスパイダーマンとして活躍するなど、いろいろと話題の絶えないキャラクターです。サム・ライミ版の映画にも出てましたね!


    ■ヴァルチャー

    ヴァルチャー

    ヴァルチャー=ハゲタカ


    ヴァルチャーことエイドリアン・トゥームスは、元電気工学技師だったものの、ビジネスパートナーに騙され失職したことをきかっけに、自ら作った飛行を可能にする装備を駆使して悪事を働くようになった人物。

    飛行能力の他、装備のお陰で高い身体能力も誇ります。(一時期若返ったりしましたが)高齢者ヴィランであり、心臓発作で倒れたり、ガンを宣告されたりと、苦労も多いキャラクターです。


    ■ミステリオ

    ミステリオ

    強烈なインパクトを放つ見た目


    ミステリオことクエンティン・ベックは、ハリウッドのスタジオで名を挙げようとスタントマンになった後、特殊効果技師となって才能を発揮したものの、役者への転向を試みて失敗。将来に絶望し、ハリウッドで身につけた技術を使ってヒーローを倒すことで有名になろうとヴィランへ転身します。特撮技術や催眠術の他、スタントマン時代に鍛えた身体能力も活かして戦う人物です。

    スパイダーセンスの無効化や幻覚効果のあるガス、及びそれを噴射する特殊なスーツを作り出した他、ロボット作りも得意で、ニセX-Menを作ってスパイダーマンと戦わせたりするなど、実に才能豊か。自分の才能をちゃんと理解していれば......という、ちょっと可哀想な男です。


    ■クレイヴン・ザ・ハンター

    クレイヴン

    スパイダーマン狩りの男


    クレイヴン・ザ・ハンターことセルゲイ・クラヴィノフは、素手で猛獣を殺す世界最高クラスのハンターだったものの、普通の狩りに飽きていた時にヴィラン「カメレオン」によってスパイダーマン狩りに誘われて以来、スパイダーマン狩りに挑戦し続ける男。アフリカの秘薬で五感や身体能力が強化されている他、ハンティングで培った経験で追跡やサバイバルの技術にも長けています。

    スパイダーマン打倒に文字通り命をかけており、ストーリーアーク『クレイヴンズ・ラスト・ハント』では、スパイダーマンを麻酔銃で眠らせたあとに生き埋めにし、その間に彼のコスチュームを着て町で活動。そして、スパイダーマンが一人では倒せなかったヴィランを倒すことで、自分がスパイダーマンに勝る男であることを証明します。そして、悲願を達成した彼は自殺します(後に復活)。




    以上が、シニスター・シックスのメンバーとなるのではないかと噂されるヴィランたちです。本当に彼らが登場するかどうかはまだ確定していませんが、登場するとしたら原作の設定をどうアレンジしてくるのかが非常に楽しみ!

    ちなみに、『2』のエンドロールでは既に彼ら6人のコスチュームや装備を彷彿とさせるアートが登場していたり、オズコープの施設のシーンでは、ヴァルチャーの翼やドクター・オクトパスのアームと思われるメカがちらっと見えたりするので、改めてチェックしてみてはいかがでしょうか?

    映画『シニスター・シックス』はアメリカで2016年11月11日公開予定。そして『アメイジング・スパイダーマン3』はアメリカで2018年公開予定。

    ©2014 Marvel


    The Sinister Six[IMDb]
    SONY PICTURES ENTERTAINMENT TO EXPAND THE SPIDER-MAN UNIVERSE ON SCREEN WITH ALL-STAR WRITING TEAM[Sony Pictures]
    Spider-Man Director Confirms Three Planned Members Of The Sinister Six[Cinema Blend]
    Sinister Six[Marvel Universe Wiki](画像)
    Osborn, Harry[Marvel Universe Wiki](画像)
    Rhino (Aleksei Sytsevich)[Marvel Universe Wiki](画像)
    Doctor Octopus (Otto Octavius)[Marvel Universe Wiki](画像)
    Vulture (Adrian Toomes)[Marvel Universe Wiki](画像)
    Mysterio (Quentin Beck)[Marvel Universe Wiki](画像)
    Kraven (Sergei Kravinoff)[Marvel Universe Wiki](画像)

    傭兵ペンギン

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    RSSブログ情報:http://www.kotaku.jp/2014/09/the-sinister-six-thoughts.html
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