先日、ワーナー・ブラザーズの株主総会が開かれ、子会社であるDCコミックスの作品を原作とする映画の公開スケジュールが一気に発表となりました。
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そこで今回は、以前発表されたものも含め、今後映画化予定である作品のキャラクター設定や予習にオススメな作品を合わせてご紹介します!
■バットマン vs スーパーマン: ドーン・オブ・ジャスティス(2016年5月6日公開予定)
少し色が明るくなったスーパーマン
惑星クリプトン生まれ、地球育ちの最強ヒーロー、スーパーマンの誕生を描いた映画『マン・オブ・スティール』の続編であり、億万長者のクライムファイター、バットマンが参戦し、DCの2大ヒーローが共演する超大作。
監督はザック・スナイダーが続投します。
新バットマンも超かっこいいぞ!
ストーリーの詳細は明らかになっていませんが、彼らが対決するのか、共闘するのか、どっちもなのか......。また、後述のアクアマン、ワンダーウーマンも登場予定。
予習をするなら今作のビジュアル面にも影響を与えているコミック『バットマン:ダークナイト・リターンズ(バットマン:ダークナイトに収録)』がオススメです。
■スーサイド・スカッド(2016年公開予定)
ジャスティス・リーグの前に映画化......!?
刑期の短縮と引き換えに政府の命令で働くヴィランを集めた特殊部隊「スーサイド・スカッド」にハイライトの当たる作品。原作メンバーでは、天才的射撃の腕と自殺願望を持つ暗殺者デッドショットなどが有名。最近では、ジョーカーの相棒ハーレイ・クインもメンバーになりました。
ストーリーはおろか、映画にどのメンバーが出るかも不明。現在日本でも放映中のドラマ『ARROW』にもデッドショットを含め、同名のチームが登場しますが、DCはドラマと映画を混ぜないとも言われているので、繋がりはないかもしれません。
監督はブラッド・ピット主演の戦車バトル映画『フューリー』、シュワルツェネッガー主演のサスペンス・アクション『サボタージュ』と激アツな映画を作り上げる男、デビッド・エアーなので期待大。
ちなみに、スーサイド・スカッドを主人公に据えたアニメ『バットマン:アサルト・オン・アーカム』の日本語版BDが現在発売中です。邦訳コミックはまだ出ていないので、予習するならこちらのアニメがオススメ!
■ジャスティス・リーグ&ジャスティス・リーグ2(2017年/2019年公開予定)
まだ1作目もできていないけど2作目が決定したジャスティス・リーグ
DCのスーパーヒーローが集まって結成したチーム「ジャスティス・リーグ」を描く作品。監督はザック・スナイダーが担当。こちらもまだメンバーは不明ですが、これから沢山のヒーローの単独タイトルを映画化していくらしいので、「2」の頃にはかなり豪華なチームになりそうです。
ワンダーウーマンを演じるのは『ワイルド・スピード』シリーズのガル・ガドット
とりあえず、スーパーマン、バットマンに加えて最初に加入しそうなのは、神ゼウスとアマゾンの女王との間に生まれ、地上最強クラスの怪力や飛行能力を持つ美しき女戦士ワンダーウーマン(2017年単独映画化予定)と、海底王国アトランティスの王子で怪力や海洋生物とテレパシー能力を持つ海洋超人アクアマン(2018年単独映画化予定)の2人。
髭マッチョなアクアマンになるか!?
アクアマンを演じるのは、『ゲーム・オブ・スローンズ』のカール・ドロゴ役でおなじみジェイソン・モモア。最近の原作では爽やかなイメージですが、彼が演じるなら怪力自慢の筋肉髭キャラになる可能性もありそう(原作でも髭だった時期がありました)。
地上最速の男フラッシュ
そして最近ドラマ化された、超高速で走る能力を持つヒーロー、フラッシュも2018年に映画化予定なので、一作目のジャスティス・リーグに登場しそうです。こちらもドラマとの繋がりはないようで、既に主演はエズラ・ミラーに決まっています。フラッシュは歴代に何人もいるので、ドラマとは違う、別のフラッシュでやってくれるとファン的には嬉しいのですが、果たして......。
超人の身体に少年の心を持つヒーロー、シャザム
2019年には「シャザム!」と呪文を叫ぶことで少年ビリー・バットソンが変身する、古代の神々の力を持ったマッチョな魔法戦士シャザム(旧名:キャプテン・マーベル)」も映画化予定。『ジャスティス・リーグ2』がその後の公開を予定しているので、シャザムは『2』で参戦なのかもしれません。
ロック様は絶対ブラックアダムが似合うぞ!
シャザムのキャストは未定ですが、彼と同じ呪文で変身し、同等の能力を持つ宿敵ブラックアダム役に「俺達の筋王(キング)」ロック様ことドウェイン・ジョンソンが内定済み。ということで、シャザムをやる役者はロック様と同等の超人的筋肉が必須......こいつは超楽しみだぜ!
半分人間、半分機械、全身ヒーロー、サイボーグ!
その後2020年には、事故で瀕死の重症を負い、その治療のため父の手でサイバネティックスを埋め込まれてヒーローとなった男、サイボーグが映画化予定(ヴァン・ダムの映画とは関係ありません)。最近の設定変更でジャスティス・リーグ入りしましたが、以前は「ティーンタイタンズ」のキャラだったのでアニメ版で知っている人もいるかも?
個人的には3代目グリーン・ランタンのジョン・スチュワートが見たい
最後に、使用者の想像したものを具現化する指輪の力で戦う宇宙の警察官、グリーン・ランタンが2020年に映画化予定。ちなみに、2011年にも映画化されていますが、繋がりはなさそうです。こちらも歴代に何人もいるので、以前の映画とは別のグリーン・ランタンが登場する可能性があります。
サイボーグ、グリーン・ランタンの2人はともに『2』で参戦か、それともまだ発表されてない『3』で参戦となるのかもしれません。
ジャスティス・リーグの予習をするなら、まずは邦訳版『ジャスティス・リーグ:誕生』から続くシリーズがオススメ。特にアクアマンが気になるという人は、第3弾『アトランティスの進撃』が、アクアマンとアトランティス王国がメインの話なので要チェック!
また、旧設定の本ではありますが、今回紹介したサイボーグ以外のヒーローが登場し、それぞれのオリジンと彼らがヴィランではなく、社会問題に立ち向かう様を描いた名作『DCスーパーヒーローズ』も邦訳版があり、事前知識を必要としないので、かなりオススメの一本です。
というわけで、2020年までの壮大な映画化計画を駆け足に紹介させていただきました。本当にこのスケジュール通りに映画化されんの!? スーサイドスカッドをいきなりやって大丈夫!? などなど、気になるところはいっぱいあるけど、とにかく楽しみ。
現在発表されているマーベルの映画も合わせると、とてつもないボリュームで当分の間アメコミ映画のことを考えるだけでも幸せな毎日が送れそうです! 是非原作なども楽しみながら、各作品の映画化を待ってみてはいかがでしょうか!
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(傭兵ペンギン)
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