スティーブン・スピルバーグ監督によるサメ映画『ジョーズ』は今年で40周年を迎えます。そこで、現在も恐怖を与え続けている怪物的名作を讃えて、『ジョーズ』シリーズのベスト襲撃シーン5選をご紹介します。
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以下より、ホラーサイト「Bloody Disgusting」が選んだリストをどうぞ。読み進めると、改めて『1』から順番に見直したくなるはずです。シリーズが進むにつれて残念な気持ちにもなりますが......。
なお、各作品のネタバレがありますので、ご注意ください。
■ミセス・ファーガソン/『ジョーズ'87 復讐篇』
『ジョーズ'87 復讐篇』は、ブロディ一家にストーカー並みに執着しているホオジロザメが、ブチ切れたエレン・ブロディに反撃されるストーリー。その完成度の低さから「シリーズの評価を下げる」とまで言われていますが、だからといって見応えのあるサメ襲撃シーンがないわけではありません。
ミセス・ファーガソンは、娘と友人のテア・ブロディとともにバナナボートを楽しんでいたところをサメに襲われました。巨大なサメに食いつかれた彼女は必死にもがき、サメの顔を殴って逃れようとします。しかし、努力の甲斐もなく、海の中へ......。
■フィリップ・フィッツロイス/『ジョーズ3』
『ジョーズ3』は決して名作とは言えません。正直言って、『ジョーズ』と『ジョーズ2』の流れを期待して見るとガッカリする可能性が高いです。しかし、シリーズで唯一「サメに噛み付かれた被害者の口腔内からの視点」を採用している、興味深い作品となっています。
■マージ/『ジョーズ2』
マージはいわゆる「死んでほしくなかった」キャラクターではないでしょうか? 彼女はサメに襲われた少年を助けた後、自分もボートによじ登ろうとしていたところを、巨大ホオジロザメに食われて命を落とします。
サメに慈悲はない......! 海に飛び込むカップルや親の警告を無視して海に遊びに行く若者といった、「自業自得」の被害者ではなく、マージのような善人の悲惨な死に方は『ジョーズ』シリーズの中でも最も残酷と言えるでしょう。
■クイント/『ジョーズ』
『ジョーズ』シリーズの癖のあるいぶし銀ヒーロー、クイント。彼の死はオルカ号に乗り上げたホオジロザメに足から飲み込まれ、腹を思い切り噛まれ、容赦なく左右にブンブン振られて絶命するというもの。
本作におけるクイントは難のある性格とはいえ、経験豊かな信頼できるリーダーという位置づけでした。彼の死は、ブロディだけでなく観客にも受け入れがたい展開だったことでしょう。
■クリッシー・ワトキンス/『ジョーズ』
『ジョーズ』の幕開けとともに訪れる死。水と戯れる全裸の若い女性、クリッシー・ワトキンスを海底からカメラが捕らえます。そこへ突如として強大な力が襲い、彼女は必死にもがくものの、その叫びは波にかき消されて浜辺の青年には届きません。
クリッシーに何が起こったのか具体的に語られていない、最低限の情報から観客が推測するしかないという状況が、恐怖を増幅させています。多くの人を「海恐怖症」、「サメ恐怖症」にした名サメ襲撃シーン中の名サメ襲撃シーンです。
いかがでしたか? もっとサメの攻撃が見たい方は、『ジョーズ』以外の作品も入った「サメ映画のベストシャークアタックシーンまとめ」もどうぞ。
Jaws the revenge:banana boat scene[YouTube]
Jaws 3D Phillips Death[YouTube]
Jaws 2 - Marge Bites It[YouTube]
Jaws Quint´s (Robert Shaw´s) EPIC DEATH HD[YouTube]
Chrissie's Last Swim - Jaws (1/10) Movie CLIP (1975) HD[YouTube]
[via Bloody Disgusting]
(中川真知子)
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