以前、FPSみたいなショートフィルム『Hardcore』が、長編化と劇場公開を目標に資金を調達しているとお伝えしました。それがようやく完成し、この度トロント国際映画祭にてデビューを果たしました。
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一人称で進むノン・ストップ・アクションをご覧ください。暴力表現が多いので閲覧注意です。
時間にして2分チョイですが、すっごい迫力!
最新のVFXを駆使し、人工パーツを装着したり小型飛行機で大空へ飛び立ったりと、けっこう本格的なSF映画の要素が盛り込まれています。
目を覚ました主人公ヘンリーは、金髪美人科学者がいるどこかの研究室で目を覚まします。身体をスキャンして健康状態を調べようとするやいなや、突然襲われ、ボスキャラらしき人物と対面。科学者と脱出したものの地表に落下!
どうやら過去には恋人だったかかもしれない?
「新しい自分は気に入ったか?」
いきなりの急展開です。降りた先では、またそこで自分の敵らしき軍隊の中ボスに顔面パンチされ、橋から落下。見知らぬ人物に助けられたかと思ったら、その彼が撃たれ......とにかく矢継ぎ早に危険が降り注ぎ、それを命からがら切り抜ける怒涛のアクションが押し寄せます。
自分の情報をダウンロード(?)するヘンリー
ガトリングガンや手榴弾で敵の車をブっ放すシーンも登場
エレベーターで遭遇した敵を拷問!
『蜘蛛の糸』カンダタになった気分も味わえる!?
随所に美女が登場するところもナイスで、美女たちに囲まれたり、黒髪のエージェントらしき美女に銃口を向けられたり、スッポンポンのおねーちゃんが飛んできたりします。
ホールド・アップ!?
『第9地区』などの作品でおなじみのシャールト・コプリーも出演しているこの『ハードコア』、撮影には特注のGoPro用ヘッド・アマウントを使用しているとのこと。
アクション俳優がカメラマンと一人二役することになりますね。しかしGoProが2台着いているってことは、3D映画になるのでしょうか?
首が疲れそう
「カミング・スーン」とあるので、日本での劇場公開にもぜひとも期待したいところです。
もし大画面で観たらバーチャル・リアリティー酔いしそうですが、このテの映像が苦手な方は眼前に仮想の鼻を配置する、もしくは市販の酔い止め薬を服用してから鑑賞することをお勧めします。
A Whole Movie That Looks Like An FPS Video Game[Kotaku]
HARDCORE Official TIFF trailer - starring Sharlto Copley[YouTube]
(岡本玄介)
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