以前、レコードの一部をマスキングして独特のビートを作り出す手法を紹介しましたが、それをもっとダイレクトにレコードそのものからヤった人が現れました。
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映像はイギリスのレコードレーベルPoly Kicksより。
アーティストのHaroon Mirzaさんのパフォーマンスで、レコードそのものをダンボールやビニールテープなどで自作し、それをターンテーブルで回しています。
単調なビートがエフェクトと合わさることで、深いグルーヴを生み出します。
また、ロックド・グルーヴとはレコードの外周で音源が終わらずループする仕様のこと。ビートルズの『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』で使われた手法として有名です。
Haroonさんは、この規則的なループがトラックに聞こえてくる現象を上手く利用したという感じですね。ダンボールレコードが生み出す砂嵐のような音も実に趣深い。
50 Locked Grooves by Haroon Mirza[YouTube]
The Beatles - Sgt Pepper's Inner Groove (first forwards, then backwards)[YouTube]
(ヤマダユウス型)
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