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むしマガ Vol.3号【NASAで働くための方法・研究者編】
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むしマガ Vol.3号【NASAで働くための方法・研究者編】

2012-04-16 20:17
     みなさんこんにちは。日本のほとんどの地域では、葉桜が美しい時期ではないかとお察ししますが、いかがお過ごしでしょうか。

    ・トップ5

     今月から始まったむしマガ、おかげさまで、まぐまぐ有料メルマガの教育・研究カテゴリーでいきなりトップ5に入りました。自分でも大変驚いております。

    まぐまぐメルマガランキング: 教育・研究カテゴリー

     今後もより多くの方に購読いただけると、その分福島の子どもたちに還元するための選択肢も増えますので、本メルマガに関心のありそうなお知り合いにコンテンツの一部を転送するなどして宣伝いただけますと幸いです。本メルマガの著作権は僕に属しますが、こちらとしてはあまり気にしませんので、コンテンツの転送に関しては、むしろバンバンやっちゃっていただいて結構です。

    ・ロゴ

     ところでむしマガのロゴ、自分で作ったのを使っていたのですが見栄えが余り良くなかったので、Twitterで制作協力を呼びかけてみたところ、macoさんが新しいロゴを作って送ってくれました。

    むしマガのロゴ決定

     macoさん、有り難うございました。このかわいいロゴで女子の読者も増えそうな気がしてきました(笑)。

    ・1位は

     ちなみにまぐまぐ有料メルマガの教育・研究カテゴリー1位は、サイエンスライター・森山和道さんのサイエンスメールです。

    サイエンスメール

     森山さんは、日本で数少ない硬派なサイエンスライターの1人です。硬派、というのはポピュラリティに流されない、とでも言いましょうか。ご自身が本当に面白いと思うものを取り上げてらっしゃる、そういう姿勢が見てとれます。それから、奇をてらわない。僕なんかはどうしても奇をてらおうとしてふざけたことを書いたりするんですが、森山さんは余計な表現を使わない。かっこいいです。

     先月帰国した際、森山さんとお話しさせていただく機会がありました。僕が森山さんにインタビューした内容はむしマガで近々お届けしますので、どうぞお楽しみに。森山さんが僕にインタビューした内容は、サイエンスメールに掲載される予定ですので、その時にまたここでお知らせいたします。

    ・クマムシさんパズル

     前号(Vol. 2)のむしマガで紹介した木村竜司さん制作のクマムシパズル、木村さんご本人のブログで解法を掲載していただきました。

    クマムシさんパズル解説: 木村算数教室のブログ

     パズルってロジカルな解法があるんですね。普段この手の問題をあまり解くことのない自分には、目から鱗でした。クマムシさんを活用した教材開発も今後展開できたら楽しそうです。

     それでは今週のむしマガ、はじまりはじまり~。

    ★むしコラム「◆ NASAで働くための方法 (研究者編)

     NASAで働くための方法、今回は研究者編です。ここでは博士号を取得後の博士研究員、つまりポスドクとしてNASAで研究する方法に焦点を絞ってお話します。

    ・二通り

     NASAでポスドクとして働くためには、大きく分けて次の二通りのやり方があります。それは、

    1. 研究室が獲得している予算から給料をもらって働く
    2. フェローシップに採択されて奨学金をもらいながら研究する

     です。これはNASAに限らず、ポスドクとして海外留学する方法と同じです。

    ・ひとつめ

     それではまず、1の研究室が獲得している予算から給料をもらって働く方法について。これは、とにもかくにも自分が行きたいと思う研究室に直接コンタクトをとらなければなりません。もし、あなたの知り合いの研究者と、行きたい研究室のボスが知り合いであれば、紹介メールを書いてもらってもいいでしょう。

     もし、どこの研究室に行ったら良いか分からない場合は、以下のサイトから関心のある研究分野をキーワードですれば、NASAの研究プログラムとその担当研究者の名前を探すことができます。

    Search NASA Postdoctoral Program Opportunities

     とはいえ、いきなりコンタクトをとってきた外国人を自前の研究費ですんなりと雇える研究室は、かなり稀です。あなたがよほどのコネクションを持っていなければ、リッチな研究室に留学できるということはなかなかないでしょう。大抵の場合、研究室にコンタクトをとっても返ってくる答えは、

    「ウチには十分な予算がないから、フェローシップに応募してください」

     というものになります。そこで、2の「フェローシップに採択されて奨学金をもらいながら研究する」方法を考えることになります。
     
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