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hiroeさん のコメント

法律がないから何をしてもいい。秩序の崩壊ですよね。
貝塚の話、確かに昔はそうでしたが、昔は人口も少なく、貝殻はやがて砂になるものも多いですが、タバコは砂にはなりません。それを食べた魚を私たちは口にする、現実そうなのかもしれません。
人によってマナーレベルは様々かもしれませんが、ゴミは持ち帰るあるいは所定の場所に捨てる、これは最低限守ってほしいものですね。
No.4
90ヶ月前
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 浅瀬で仰向けになって波に揺られていた時のことだ。ひとりの男がじゃぶじゃぶと波を掻き分け歩いて海に入ってきた。思わず見てしまったのは男が火の付いた煙草を咥えていたからだ。身につけているものは水着だけで、首などに携帯灰皿を下げている様子もない。灰が当たり前のように海に落とされていく。声を掛けて注意しようとした瞬間、男が誰かの名前を呼んだ。その笑顔の先にいたのは浮き輪に掴まって波と戯れている男の子だった。おそらく男の子供なのだろう。男は息子を抱きかかえようと、短くなった吸い殻を足下の海に捨てた。そのしぐさには1ミリの躊躇もなく、まるで呼吸をするのと同じくらい自然だった。 「今、海に煙草捨てたの、子供が見てたよ」僕は言った。  
草の根広告社
『草の根広告社』は、放送作家を生業とする僕が、2004年からとある番組サイトで日々の想いを徒然なるままに綴って来た「人生日誌」です。大都市東京の通勤圏にある海辺の小さな町「秋谷」で暮らしている現在は、本業の傍ら、浜でビーチグラスを拾い、畑を耕し、海沿いを走りながらの日々の思索と

「海辺暮らしのミニマリズム」について書いていこうと思います。ともに掲載する「海と空の写真」が読んで下さる方の深呼吸になればと願っています。