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マクガイヤーチャンネル 第103号 【独断と偏見でお薦めしたい、Amazonプライムで観られるスーパー戦隊傑作回 後編(その2)】
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マクガイヤーチャンネル 第103号 【独断と偏見でお薦めしたい、Amazonプライムで観られるスーパー戦隊傑作回 後編(その2)】

2017-01-23 07:00
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    マクガイヤーチャンネル 第103号 2017/1/23
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    おはようございます、マクガイヤーです。


    油断していたら読まなきゃいけない本や観なくてはいけないDVDが溜まってきて大忙しです。




    マクガイヤーチャンネルの今後の予定は以下のようになっております。



    ○1月28日(土) 20時~
    「最近のマクガイヤー 2017年1月号」

    ・最近のフリーミアムと芸人

    『ポッピンQ』

    『ネオン・デーモン』

    『ドラゴンxマッハ』

    『動物戦隊ジュウオウジャーVSニンニンジャー 未来からのメッセージ from スーパー戦隊』

    『ドクター・ストレンジ』

    『アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場』

    『アンダーワールド ブラッド・ウォーズ』『バイオハザード・ファイナル』

    『Y:The Last man』

    『伊豆漫玉日記』

    『ど根性ガエルの娘』

    その他、いつも通り最近面白かった映画や漫画について、まったりとひとり喋りでお送りします。



    ○2月5日(日) 20時~

    「『沈黙』とマーティン・スコセッシの秘密(仮題)」

    1/21より『沈黙 -サイレンス-』が公開されます。

    本作は遠藤周作の原作を基にしつつ、これまでキリスト教をテーマの一つとして選ぶことの多かったマーティン・スコセッシ監督の20年越しの企画といわれています。

    そこで、マーティン・スコセッシ監督の過去作をふりかえりつつ、映画『沈黙 -サイレンス-』について特集します。



    ○2月25(土) 20時~

    「最近のマクガイヤー 2017年2月号」

    いつも通り、最近面白かった映画や漫画について、まったりとひとり喋りでお送りします。

    詳細未定。



    お楽しみに!


    番組オリジナルグッズも引き続き販売中です。

    マクガイヤーチャンネル物販部 : https://clubt.jp/shop/S0000051529.html

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    『ローグ・ワン』公開に合わせて着たい、マクガイヤー・ウォーズ トレーナー

     

    ……等々、絶賛発売中!




    さて、今回のブロマガですが、前々回の続きとしてAmazonプライムで観ることができる『スーパー戦隊』シリーズのお薦め回について独断と偏見で語らせて下さい。

    初めに書いときますが、今回で終わりませんでした!



    『轟轟戦隊ボウケンジャー』20話 『新たなる巨人』

    ●『轟轟戦隊ボウケンジャー』42話 『クエスターの時代』

    スーパー戦隊シリーズ第30作である『ボウケンジャー』は、會川昇が初めてメインライターを務めた作品です。

    以前、『コンクリート・レボルティオ』の特集回でお話ししましたが、自分は會川昇が脚本を書くアニメがかなり好みだったのです。


    會川昇が原作にもクレジットされたり、中心となって参加する作品には、幾つかの特徴があります。


    1、劇中劇、劇中キャラを利用したメタフィクション

    2、近現代史への接続と読み替え

    3、チーム同士の抗争

    4、「正義」とはなにか? 「ヒーロー」とはなにか? を浮き上がらせるような作劇


    1、については歴代ロボットをモチーフにした敵のデザイン、2、については伝奇もの要素の採用などが挙げられますが、そもそも通常の『スーパー戦隊』という枠ではやり辛かったのか、本作では薄味です。

    3、については、敵組織が複数(4つ)あるという、挑戦的な形(他の東映作品では類似例があったのですが)で実現しています。

    いかにも會川昇らしいと感じるのは、4についてでしょう。


    『ジュウレンジャー』以降、「6人目の戦士」や「追加戦士」が定番になりました。二号ロボと同時期に登場する彼らは、アーマーの追加、塗り分けパターンの変更等、他の5人の戦士よりも頭一つ飛びぬけた装備や外見を与えられています。

    これは見た目だけでなく、設定や性格も同様です。何億年も前から存在する古代の戦士、メンバー唯一の異星人、あるいはその逆で、他のメンバーが高校生や異星人である一方、唯一の一般人……等々といったものです。


    ボウケンジャーの敵(組織)の一つに「アシュ」と呼ばれる人類とは別の鬼のような姿かたちをした高等種族がいます。本作の追加戦士であるボウケンシルバーは、そのアシュを先祖代々監視する一族の末裔なのですが、アシュと人間の混血児であることが初登場後、3話目で明かされます。


    人間と異種族の「混血児」という設定は『スーパー戦隊』では珍しいですが、(會川昇が考える)「ヒーローとはなにか」を考えると重要です。


    たとえば初代ウルトラマンやウルトラセブンは「光の国」M78星雲から派遣された異星人ですが、地球人と異星人の橋渡しをするような存在でした。シリーズが進むと、人間とM78星雲人が合体した存在としか呼べないようなウルトラマンが登場することになりました。

    たとえば仮面ライダーはショッカー等の敵組織が象徴する超科学(や超自然)と人間が改造というか融合したような存在であり、敵組織の力で戦うことから、本質的には敵組織からも人間からも迫害される存在でした。「敵の力で戦う」という点は、改造人間で無くなった平成ライダーになっても同じです。

    この「何かと何かの間に立つヒーロー」の源流は、多分、ロボットと人間の間に立つアトムや、動物と人間の間に立つレオといった、手塚作品にあると思うのですよ。で、石森章太郎もそれを受け継ぎ、(東映)特撮に「何かと何かの間に立つヒーロー」という価値観が刻印されたのでしょう。

    ただし、このテーマは、ある程度高年齢層が視聴する『仮面ライダー』と比べて、未就学児童や小学校低学年が主要視聴者層『スーパー戦隊』では扱い辛いものでした。『デンジマン』『フラッシュマン』といった、いかにもな設定を持つ作品でも、このテーマが深堀りされることはありませんでした。


    しかし、(上記にメタルヒーローを加えた)日本の四大特撮ヒーローシリーズ全てに参加した男、會川昇としては、この「何かと何かの間に立つヒーロー」という要素は絶対に外せなかったに違いません。

    20話は、そんなボウケンシルバーがリーダーであるボウケンレッドのスカウトを受け入れ、名実共にボウケンジャーの一員となる話ですが、従来のスーパー戦隊に、『スーパー戦隊』が敢えて描いてこなかった「何かと何かの間に立つヒーロー」がスカウトされて参入する話として読むことができます。


    ボウケンイエローは「過去の記憶が無い」という設定なのですが、おそらく企画時には何の接点も考えられていなかったであろうこのイエローがボウケンシルバー参入のきっかけとなる流れが中々に上手いです。

    また、ボウケンジャーの目的は敵組織の殲滅ではなく「プレシャス」と呼ばれる貴重な古代物品の保護――すなわち冒険であり、ボウケンレッドがことあるごとに「そいつはちょっとした冒険だな」という台詞を吐くのですが、


    「おれがアシュと戦うのは、憎いからでも、使命だからでもない。あいつらと冒険したいからだ」


    という台詞をボウケンシルバーに言わせて、演出や音楽ではなく、脚本上の理屈で納得させようという仕事が、流石會川昇という回でした。


    ボウケンシルバーとアシュとの因縁は、この後42話まで続くのですが、人類を絶滅させようとした存在にも関わらず、彼らの墓を作って弔うさまが正に「何かと何かの間に立つヒーロー」でした。



    ●『轟轟戦隊ボウケンジャー』46話 「目覚めた闇」

    ●『轟轟戦隊ボウケンジャー』47話 「絶望の函」

    會川昇がメインライターを務める作品といえば、終盤で味方チームが内部分裂して盛り上げに盛り上がるというのがお約束だと思うのですよ。

    この後の作品ですが、『妖奇士』も『コンレボ』も終盤でそれまで仲良くチームとしてやってきた主人公とその仲間たちがよろしく内部分裂して、自分達の基地内で戦ったりしました。

    これは『シビル・ウォー』を例に挙げるまでも無く、現在のヒーローものとしては黄金の展開の一つです。

    で、會川昇は当然のようにスーパー戦隊でもこれをやろうとしました。ただ、「ライダー同士が殺し合いをするなんて!」とクレームがつく『平成ライダー』とは違うバランスとリアリティレベルでやらなくてはなりません。

    會川昇が選んだ方法は、ボウケンブラックが「冒険者としてレッドを越えたい」というブロッケンJrの如き野心――これを作中で「心の闇」と表現しているのが酒鬼原事件以降の子供向け作品として実に秀逸ですが――を、番組が始まった2月から終盤の翌年1月まで持ち続けているというものでした。


    46話はこの「心の闇」が原因となりボウケンブラックがボウケンジャーを離脱するという、この時期のスーパー戦隊としては中々に衝撃的な展開です。

    この流れは最終回まで続き、47話ではブラックが対抗心を抱き、越えようとしたレッドも、敵のリュオーンも「心の闇」を持っており、それは「夢」と表裏一体のものであるということが判明します。流石會川昇、盛り上げるぜ! ……などと思っていたのですが、46話の脚本は荒川稔久でした。『妖奇士』の準備で忙しかったのかなあ。


    結局は、これまで利益と目的の一致からまとまっていたボウケンジャーたちが「本当の仲間」になるかどうか、という話を最後に置いているという構成なのですが、47話の冒頭で

    「仲間って、作るもんじゃなくて、出来るもんじゃないかな?」

    という台詞をボウケンブラックに投げかける少女をこの後の展開の伏線としているのも上手いです。



    『炎神戦隊ゴーオンジャー』31話 『歌姫(アイドル)デビュー』

    00年以降、どんどんシリアス・複雑化していた『スーパー戦隊』。ここらでいっちょシンプルな勧善懲悪ものに戻そう。モチーフは鉄板の車と動物のいいとこどりで、更に声優が声を当てる2.5次元的乗り物キャラの役割も(『仮面ライダー電王』ほどではないけど『アバレンジャー』以上に)増やして、皆で踊れるラップ交じりのノリの良い曲も増やして……的なコンセプトで作られたのが『ゴーオンジャー』です。

    けれども、いくら対象年齢が低いとはいえ、現代のヒーローもので真っ当な正義の味方が真っ当な悪を倒すなんて番組、不可能なわけです。それが可能なのはネトウヨ的世界観とか、キリスト教福音派的世界観のような、カルトや原理主義と呼ばれる世界観においてだけでしょう。

    かといって、悪にも悪の事情があるとか、正義側も常に正義とはいえない……みたいなことをやっていたら、他の『スーパー戦隊』や『平成ライダー』と同じ結果にしかなりません。同じ結果、すなわちマンネリです。


    『ゴーオンジャー』はどのようにマンネリを回避していったのかというと、悪役である蛮機族ガイアーク――ヨゴシュタイン、キタネイダス、そして及川奈央が顔出しで演じるケガレシアが(暫定)トップを務める三人の幹部が、憎めないを通り越してどんどんチャーミングで愛される悪役になってきたのです。

    一方で、ゴーオンジャーが戦う理由が「お約束」のようになり、毎週毎週明るい三枚目的ヒーローが大量に笑いをとりながら戦うという、『スーパー戦隊』として一種異様な雰囲気となってきました。『カーレンジャー』と似ていますが、楽屋落ちをそれほど入れないという点で異なっています(一方で、一緒に見ている親がニヤリを通り越して腰が砕けるようなパロディは大量に入っています)。

    つまり、「アンパンマン化」です。

    ガイアーク三幹部たちは、まるで『アンパンマン』におけるバイキンマンとドキンちゃんのような存在になっていったのです。


    これが、試行錯誤の結果起こった路線変更であることは明らかです。

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    左からキタネイダス、ケガレシア、ヨゴシュタインですが、特にキタネイデスのデザインに注目して下さい。このような顔の半分が崩壊しているようなデザインは、観客の感情移入を拒絶し、理解も共感もできない悪役となることを目的にしたデザインです。また、及川奈央は当初スタッフから「石を投げられる覚悟でいてください」と言われていたそうです。

    しかもこの3人、幹部同士で小競り合うことが多い東映特撮には珍しく、異様に仲が良いです。着ぐるみ2人に顔出し女性一人というメンバー構成も、どことなく教育テレビを連想させます。


    この路線変更は比較的早い段階、おそらく第一クールが終わる前に決定されました。そして、どんどん『ゴーオンジャー』はスーパー戦隊版アンパンマンになっていきました。



    第31話は『ハリケンジャー』で開発された「アイドル回」の『ゴーオンジャー』版ですが、『ハリケンジャー』と比べると如何に『ゴーオンジャー』がピースフルで愛すべき作品なのかが分かります。


    騒音を吸収して巨大化する怪物ロムビアコに対抗するため、一時休戦するゴーオンジャーとガイアーク。美しい歌声を浴びせれば効果があるということで、ゴーオンジャーの女性メンバー、ゴーオンイエローとゴーオンシルバー、更にケガレシアがアイドルユニットを組むことになります。


    世界をゴミだらけにしたいというガイアーク3幹部たちが、何故今回だけ手伝ってくれるのか? そのような当然の問いに対する答えが最高です。


    「わらわたちはこのヒューマンワールドを汚く住みやすい世界にしたい

    無くなってしまっては、穢そうにも穢せないでおじゃる」


    で、アイドル回といえばアイドル修行です。

    「アイドルにはスマイルが大切」ということで笑顔でジェットコースターに乗る修行、「ほのかなお色気が大切」ということで巨人の星ライクなアイドル養成ギプスを身に着けてセクシーポーズの修行、「華麗な身のこなしが大切」ということでバレーボールを避ける修行をします。修行の度にコスプレをするのが正にアイドル回です。及川奈央は着ぐるみをきっちり脱いでいます。「~おじゃる」を必ず語尾につける当時27歳の及川奈央が女子高生の制服やブルマの体操服を身に着けて跳んだり跳ねたりする姿にクラクラします。

    ちなみにこの回、脚本も監督も『ハリケンジャー』のアイドル回を担当したのと同一人物、荒川稔久と渡辺勝也です。


    「アイドルの星をつかむまで、涙はふいちゃ駄目」


    といった台詞に、単なるお仕事以上のサムシングを感じます。

    女性3人組がアイドル修行中に、男たちが着ぐるみ幹部も含めて情けなく戦うのが実に良いです。


    なんとかアイドル修行が完了し、ピンクのフリフリ衣装に身を包んだ3人はアイドルユニット「G3プリンセス」を名乗り、主題歌をアイドルっぽく歌詞変更した替え歌を歌います。当然のように力の入ったカット割りで、まるでミュージックビデオのようです。

    で、3人は変身します。及川奈央演じるケガレシアまで変身バンクと名乗りがあり、及川奈央は一人だけ顔出しでアクションシーンも演じます。及川奈央、愛されてる!


    終わり方も『ハリケンジャー』のようにトラウマを残すものではなく、エンディングテーマもG3プリンセスの歌で締めるという特別編です。

    こいつら敵味方同士なのに仲良いなあ、と蕩けた脳でニンマリしてしまう名作回でした



    ●『炎神戦隊ゴーオンジャー』45話 『初夢キカク!?』

    G3プリンセスが好評だったのか、このような回はこの後も何度か作られました。

    ケガレシアの代わりに2.5次元キャラである炎神ベアールが入る38話『乙女のホンキ』はいかにも『スーパー戦隊』らしい女子回なのですが、注目は45話 『初夢キカク!?』です。


    新年ということで、温泉旅館に宿泊しながら骨休めするゴーオンジャー、これまでの戦いを思い出します――という趣向の総集編なのですが、単なる総集編にしないところが良い訳です。

    まず、「温泉旅館に宿泊しながら骨休め」というのが最高です。映画『エクスペンダブルズ』の最後の打ち上げがあるのはメタ的な意味があり、演者も観客もお疲れ様でした的な意味合いがあるわけですが、やっぱり新年一発目はゆっくりしたいわけです。ちなみに放送日は1/4でした。


    たまたま旅館にいた座敷童子の笑顔を取り戻すために、皆でコンサートを開催することに。都合よく登場したケガレシアと一緒にG3プリンセスを再結成します。温泉旅館の宴会場で踊るG3プリンセスの激安っぷりが最高です。

    男たちは羽目をはずした若手社員の如くノリノリですが、座敷童子はあんまり楽しくなさそうです。「おばちゃん、いやだ」の台詞に激怒したケガレシアは巨大化してしまいます。巨大フジ隊員よりエロい及川奈央に拍手です。


    で、まだ歌を待っている座敷童子の為に、男たちが男子アイドルユニット「G5プリンス」を結成し、座敷童子は大喜び。座敷童子は座敷童子でも女の子の座敷童子だったので男子アイドルの方が好きだった……という腐女子の脳も蕩けそうなオチがつきます。正月にピッタリや。



    ●『炎神戦隊ゴーオンジャー』49話 『最終ケッセン』

    そんなわけで、憎めない悪役であるガイアークと、三枚目的正義の味方であるゴーオンジャーとのお約束の遊戯みたいなバトルが永遠に続くかと思われた『ゴーオンジャー』ですが、一年経てば終わりが来るわけです。

    3幹部の手ぬるいやり方に業を煮やし、本国(?)から最も偉いボス「総裏大臣ヨゴシマクリタイン」がやってきました。ヨゴシマクリタインは必殺技「正義解散」でゴーオンジャーたちを次々と異次元に送り、消滅させます。とうとう初期メンバーである3人だけになってしまったゴーオンジャー。子供同士の遊戯に、いきなりオトナが登場してきたかのようなシリアスさです。


    当初はヨゴシマクリタインに協力していたキタネイデスとケガレシア(ヨゴシュタインは既に死んでます)でしたが、あまりの横暴さに反旗を翻します。


    「ガイアークに独裁者はいらないぞよ」

    「わらわたちがめざしたのは蛮機族全員が気持ちよく暮らす理想のゴミ世界

    仲間たちを踏みにじるおまえにそんな世界は作れないでおじゃる」


    ……という台詞が、これまで楽しく遊んでいた子供たちがオトナに投げつける呪詛のようで、本当にたまらんです。


    あえなくヨゴシマクリタインに殺されるキタネイデスとケガレシア。

    末期の際に、せめて手を握り合おうとする二人ですが、力尽きて届きません。そんな二人の手をそっと結び付けてあげるゴーオンイエローの姿に、これが東映の不良性感度や! とテレビの前で息を呑んだものでした。




    もう一回だけ続きます!



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    Dr.マクガイヤー
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