おはようございます、マクガイヤーです。
アーネスト・クラインの『アルマダ』を読了したのですが、(少なくとも上巻は)『ゲーム・ウォーズ』以上の愉しさでした。下巻の後半で、語りたいことを語りきってしまったからか、急激に失速するのですが、それでも満足です。
「かつてここまでぼんくらな主人公がいたかどうか思い出せない」という円城塔の評にニヤニヤしてしまいます。
https://www.asahi.com/articles/DA3S13491386.html
マクガイヤーチャンネルの今後の放送予定は以下のようになっております。
○5月26日(土)20時~
「石ノ森ヒーローとしての『仮面ライダーアマゾンズ』」
『仮面ライダーアマゾンズ』はシーズン1、2がAmazonプライム・ビデオで独占配信されている特撮シリーズです。
いわゆる平成ライダー1期のスタッフが『アギト』でも『ファイズ』でも『カブト』でもやれなかった仮面ライダー、あるいは石ノ森ヒーローとしての限界描写を突き詰めたような内容で、自分はおおいに楽しみました。
そんな『アマゾンズ』が5/19に『仮面ライダーアマゾンズ THE MOVIE 最後ノ審判』として、劇場公開されるそうです。それも、これまで意欲作(と自分には思える)春のスーパーヒーロー大戦映画枠を廃止してまで公開する劇場版です。未だ詳細な公開日が発表されていないことが気になりますが、大いに期待しています。
そこで、これまでの『仮面ライダーアマゾンズ』を振り返ると共に、あるいは石ノ森ヒーローとしての『アマゾンズ』に迫りつつ、劇場版を予想するニコ生放送をお送りします。
今度のシロタロスは裏切らないぜ!
アシスタント兼ゲストとして、友人の虹野ういろうさんをお招きする予定です。
○6月8日(金)20時~(金曜日の放送になります、ご注意下さい)
「『デッドプール2』とXフォース」
6/1より傑作コメディにしてスーパーヒーロー映画『デッドプール』の続編『デッドプール2』が公開されます。
本作は『インフィニティ・ウォー』に引き続いてアメコミヒーロー映画に出演するジョシュ・ブローリンがケーブルを演じたり、X-フォースの結成が描かれたりすることがアナウンスされています。
ただ、自分はケーブルやX-フォースに関してほとんど知識がありません。
そこで、ゲストとしてアメコミ翻訳家の御代しおりさん(https://twitter.com/watagashiori)を再度お招きして、ケーブルやX-フォースについて解説して頂く予定です。
○6月30日(土)20時~
「しまさんとマクガイヤーの推しNetflix」
Netflix、Hulu、dTV、U-NEXT、Amazonプライム・ビデオ……と、様々な動画配信サービスをネットで愉しむことができる昨今ですが、大きな問題があります。
それは、「配信されるコンテンツが多すぎてどれから観れば良いのか分からない」もしくは「面白いコンテンツを見逃してしまう」といった悩みです。
そこで、編集者のしまさんとマクガイヤーが、Netflix配信ラインナップから独断と偏見で「推し番組」を紹介し合い、魅力を語り合います。
久しぶりのしまさん出演回です。乞うご期待!
○7月(詳細日時未定)「最近のマクガイヤー 2018年7月号」
最近面白かった映画や漫画について、まったりとひとり喋りでお送りします。
詳細未定
○Facebookにてグループを作っています。
観覧をご希望の際はこちらに参加をお願いします。
https://www.facebook.com/groups/1719467311709301
(Facebookでの活動履歴が少ない場合は参加を認証しない場合があります)
○コミケで頒布した『大長編ドラえもん』解説本ですが、↓で通販しております。ご利用下さい。
https://yamadareiji.thebase.in/items/9429081
さて、今回のブロマガですが、引き続いて藤子不二雄Ⓐ作品、それも『黒ベエ』について書かせて下さい。
●「居候漫画」としての『黒ベエ』
藤子作品で『黒ベエ』と聞けば、藤子・F・不二雄の『ジャングル黒べえ』を思い浮かべる方も多いでしょう。『ジャングル黒べえ』は一時期「封印作品」として出版されなかった時期がありましたが、そのせいで知名度が逆に高まりました。アニメ化されておらず、連載期間もわずか一年であった『黒ベエ』は、比較的マイナーな作品といえるでしょう。
ですがこの『黒ベエ』、実は藤子不二雄Ⓐという作家のエッセンスが全て詰まっているかのような作品なのです。
この記事は過去記事の為、今入会しても読めません。ニコニコポイントでご購入下さい。