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PL紳士さん のコメント

TPPの最大の問題点がISD条項にあることは、孫崎先生がかねてより力説されているとおりであり、私も多分そのとおりだと考えるのですが、何故か国会での論戦やメディアによる解説記事でも、必ずしもこの点が焦点にされないのは何故でしょうか?
国会議員や学者・マスコミ関係者の不勉強ももちろんあると思うのですが、果たしてそれだけなのでしょうか?
国会審議の様子など聞いていても、政府の徹底した隠蔽姿勢もあって本当によくわからないことだらけです。
No.4
97ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
ATPP 交渉差止・違憲確認等請求事件東京地裁提出準備書面の主要論点・一部追加  今、国会でTPP論議が始まった。  TPPの最大の問題は、この条約は貿易関税を巡る者ではない、日本社会の運営の仕方を企業の利益で判断し、生命・健康、格差社会の是正、地元産業の保護などの視点があれば、その国会決議、裁判判例をISD条項で訴え巨額の賠償金をとることにある。  下記はすでに本ブログで紹介してきたことであるが、改めて発信する。 第1  TPP が及ぼす日本の国と社会に対する破壊作用 1 日本は 1858 年日米修好通商条約を結び、次いでイギリス・オランダ・ロシア・フランスと相次ぎ締結した各条約で治外法権を認め、関税の自主権を放棄しました。この結果明治時代前半の外交はこの撤廃を最大の眼目にすることに終始し、その完全な撤廃は日清戦争後の 1899 年日米通商航海条約の発効まで待たざるを得ませんでした。 2 
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。