なしさん のコメント
このコメントは以下の記事についています
6 月 14 日、徳間書店から、「 21 世紀の戦争と平和 : きみが知るべき日米関係の真実」が発売される。
日本が崖っぷちにある中で、松井久子監督が、参議院選挙の前に、普段政治を語らない多くの国民に憲法を知ってもらおうと映画「不思議なクニの憲法」 を作られたように、「泥棒が入るから戸締りが必要。だから軍事力増強や集団的自衛権が必要」と言う様な乱暴な議論で堂々と憲法違反をする現在の在り様に、根本に戻ってどうしたら日本の安全保障を確保できるかを書いてみたのが、この本です。
まず、この本を作る誘いをしてくれた徳間書店の編集者 : 崔鎬吉氏の感想を掲載したいと思います。
●なぜ今回、孫崎さんに書籍の執筆を依頼したのか。
経済が行き詰るとナショナリズムが亢進します。そして亢進したナショナリズムと暴力性には一定の親和性がある。米国のトランプ旋風はその好例です。日本経済はいま瀬戸際まで追い詰め
戦争こそは元気の出る特効薬だからです。
国民の熱狂的支持を集めることができます。
戦争をやれば。
フォークランド紛争を引き起こしたガルチエリは
当時青息吐息の政権でした。
それがフォークランドを攻め、占領した途端にアルゼンチン国民の
支持は最高潮に。
サッチャーも同様に不人気でした。
世界の大勢は、イギリスは武力で反撃はしないと見ていましたが、
不人気政権にとって「売られたケンカ」はこれ以上ない「神風」
ですからね。
喜んで買った。
そしてハリウッド映画になるほどの有名な首相となりました。
トルコのエルドアンは80%以上と言われる圧倒的支持をプーチンに
与えるロシア連邦国民に感謝すべき。
プーチンが不人気大統領だったならトルコに対する報復攻撃の誘惑に
耐えられたかどうか。
私が「民主主義」に対して懐疑的で中国の民主運動家などに一片の
共感も寄せないのは中国の民主など、日本との戦争を喜ぶ働きしか
しないと思ってるから。
中国のトップが選挙などで決められるようになったら、日本にとって
悪夢でしかない。
Post