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younghopeさん のコメント

米国に加担する集団的自衛権は、米国と同じリスクを抱えることである。リスクに対する国内外の国民の安全確保が整備されているかどうか。

米国は、米国民の安全確保については、情報網が整備されており、相手の行動を把握する能力に秀でている。一方、日本の場合は、世界に情報網が整備されているわけでなく、米国の情報を時間差を経て得ることになる。海外での邦人の安全に大きな疑問符が付くような状態であり、全く無防備な状態で、テロと対峙することになる。当事国の防備の中での安全しか確保できなければ、多くの海外で働く邦人の安全はほとんど期待できないことになる。国内も、貧困度が増せば、貧困の連帯が世界的に広がっている現在、日本も安全が脅かされることになり、対応コストは、想像を超えるものになるのではないか。

安全を維持するために、富裕層と貧困層の警備の差が米国のように出てくるのでしょう。生活安全コストが否応なく降りかかることであり、同時に、高額医療費問題は医療制度の存続を脅かし、命の維持警備保障格差が前面に出てくるのも、時間の問題なのでしょう。安倍のテロとの戦い宣言は、米国と同じリスクを共有することであり、所得格差が生命の格差につながっていくのは、戦争以前の大きな問題であり、庶民にとっては堪えがたい話である。
No.1
99ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
バングラデシュの首都ダッカの飲食店を武装グループが襲撃、人質を取ったテロ事件で、菅義偉官房長官は2日の記者会見で、日本人の男性5人、女性2人の計7人の死亡が確認されたと明らかにした。 他方、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)系通信社が犯行声明を出している。 現在、イスラム国は、イラク、シリアでの土地の確保よりも、各地でテロ行動を行うことを呼びかけており、今回はこの流れの一環である。 安倍首相は今次事件に関し、7人の安否に関し「痛恨の極みだ。残虐非道なテロに強い憤りを覚える」と語っているが、この事態を招いている一因は安倍首相のエジプトでの発言による。 すでにイスラム国は安倍首相のエジプトでの演説をうけ、「アベよ、戦いに参加するというおまえの無謀な決断で、このナイフはケンジを殺すだけでなく、おまえの国民を場所を問わずに殺戮する」と述べており、その一環とみていい。 イスラム国は
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。