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なしさん のコメント

わたしは小学生の頃、社会科の時間で報道のあり方に
ついて習いました。

事実の重大さ、いつ、どこで、だれが、なにを。
決定的に重要なのは事実であって、それについての
誰かの論評などではないと。

その年の8月6日がやってきて放送局の原爆記念日の
ニュースを見て、いや聞いてはなはだ違和感を感じた
ものです。

アナウンサーの読むニュース原稿には、だれが、が
全く書かれていないことに。

「トルーマン」も「米国」も「B29」もまったく報道されない。
まるで自然災害のように受け取れるニュースです。
こんなのが報道として成り立つのか、と思いましたね。

小学生といえども頭はありますから考えましたね。
「事実」を報道すると日本人が米国を嫌いになってしまいかねない
ので意図的に主語を外した欠陥報道をしていると。
冷戦中でしたから。

でも、冷戦が終わってだいぶ経つのに原爆記念日のニュース原稿に
「米国」は登場しません。

No.4
100ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
A 事実関係「核兵器禁止条約に向けた報告書採択 日本は棄権 朝日新聞 8 月 20 日 核兵器禁止条約に向けた報告書採択 日本は棄権 スイス・ジュネーブで開かれていた国連核軍縮作業部会は19日(日本時間20日未明)、 「核兵器の法的禁止を協議する会議を2017年に開くよう国連総会に勧告することに、 広範な支持が寄せられた」とする報告書を賛成多数で採択した。国連総会の場で、核兵器禁 止条約づくりに向けた議論が初めて本格化する。    報告書は、国連加盟国(193カ国)の半数超の約100カ国が支持、と記している。一方で、日本や韓国など米国の「核の傘」の下にある国々など「特に24カ国」が「勧 告に同意しなかった」と明記した。    議長国のタイは全会一致を目指してきた。だが、双方の立場の溝は深く投票となり、メ キシコやオーストリアなど68カ国が賛成、22カ国が反対、日本
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。