• このエントリーをはてなブックマークに追加

フレデイ タンさん のコメント

孫崎先生のおっしゃる通りです。ガラパゴス同様の閉鎖的で小さく地震が常時襲うこの島国には使用済み核燃料の捨て場はありません。この解決策として「もんじゅ」の妄想が考えられた。何故なら、この技術は核技術先端国の米国で諦められた技術だったからです。

このような妄想構築は米国みたいな大国が国を引っ張って行く有力な手段ですが、日本みたいな国では「理性」が政治の基本であるべきです。

ところで、安倍政権の4大政策であるアベノミックス、北朝鮮拉致問題解決、中国包囲網の完成で尖閣を領土化する、原発再稼働、は悉く行き詰まりました。安倍政権は禁じ手の年金を使って株価を上げただけで終わったのです。イギリスのカメロン氏みたいに交代すべきです。カメロン氏は知性が全くなくきざな男故に嫌いなんですけど、彼の退陣にはイギリス伝統のナイトの気風を感じます。安倍氏には長州武士の美学はないんでしょうか。

テレビや新聞は相変わらず論点隠ししてますが、戦前、イギリスのチャーチル首相が「日本人は何をするか分からない。予告なしに突然大砲を撃って来る」と言ってました。日本人は行き詰まるととんでもないことを起こす民族だということを老獪な首相は知っていたのです。狡猾な米国のごく少数の好戦派はそのことを知らない訳がありません。政権の交代は一刻を争う状況だと私は実感しているのですが。
No.1
100ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
  A 事実関係「もんじゅ廃炉へ調整」(読売新聞) 日本原子力研究開発機構の高速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)のあり方について、政府は廃炉も視野に月内にも判断する方向で最終調整に入った。  もんじゅの再稼働には巨額の追加支出が必要なため、政府は国民の理解が得られないと 判断した。核燃料資源を有効利用する「核燃料サイクル政策」は堅持し、研究開発は続ける。 1兆円超の事業費が投じられたもんじゅは、1995年にナトリウム漏れ事故が起きて以 降、ほとんど運転していない。トラブルはその後も続き、原子力規制委員会は昨年11月、 所管の文部科学省に対し、機構に代わる組織を探すよう勧告したが、受け皿探しは難航して いる B: 原発には様々な問題があるが、最も重要な問題は使用済燃料の処理だ。使用済『核燃料を どのように処理するかは重要な問題であるが、これを再利用で
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。