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younghopeさん のコメント

核燃料再利用を目的としたもんじゅの問題解決を続ける企業の姿勢が、採算性の点で疑問符が付くようになり、政府機関の存続さえ危うくなり始めたのが実態なのでしょう。

企業は利益の追求が第一であり、もんじゅで会社経営の目的を達せないのであれば、もんじゅ撤退しかない。問題は、使用済み核燃料の処理の問題が、二重に降りかかることになるが、その解決策が策定できるかが問われ始めたとみるべきなのでしょう。使用済み核燃料問題の解決策がとん挫した現時点は、孫崎さんご指摘のように、まず原発再稼働をやめることなのでしょう。

財政の天文学的赤字と使用済み核燃料の天文学的増大は、日本が緊急に解決しなければならない問題であるのに、政府に全く問題解決意識がなく、成り行き任せは、国民の委託を受けた政府というには程遠い。政府自民党はは、公明党に助けられた政府であり、公明党が離れれば、民主党と異なることがないことに気が付くべきでしょう。
No.2
99ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
 これまで、原発は①エネルギーコストが安い、②エネルギー全体では原発依存は不可避の2つを主たる論点として推進し、現在でも再稼働しようとしている。  しかし、この2つとも違っていることが証明されつつある。  急に原発廃炉コストが浮上し、「政府は、東京電力福島第一原発の廃炉や賠償、 一般の原発の廃炉などの費用を広く消費者に負担させる仕組みの検討を始めた。新たな国 民負担が8・3兆円ほど生じ、4月の電力自由化で家庭用小売りに参入した「新電力」に乗 り換えた消費者にも負担させる ( 朝日)」動きが出てきた。  かつ1兆円かけて開発してきた「もんじゅ」の廃炉の方向が出てきた。  原発の重要問題の一つが使用済み燃料の処理にある。これまで燃料サイクルで使用できるとして、この問題を逃げてきたが、もんじゅの廃炉は、使用済み燃料の処理をどうするかという問題を浮上せざるをえず、このコストはとてつもない額にのぼる。  
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。