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younghopeさん のコメント

沖縄の問題は、沖縄だけの問題でなく、日本政府の問題でもあるが、一番大きな権限を有しているのは米国である。

米国の一番大きな関心事は、日米同盟であり、日米安保である。日本は単に日本のものではなく米国のものであり、北方領土をロシアが失うということと米国が沖縄を失うということは、同じ次元で考えるべきものでしょう。クリミヤの支配をめぐってのロシアと米国の攻防で明らかである。敵に対する前線基地であり、どちらが支配するかは、戦略的に極めて重要となる。

中國、ロシア、北朝鮮に対する沖縄の基地としての戦略的重要性は増しており、日本に沖縄の施政権を譲っても日本が施政権を全うすることができなければ、米国が再度施政権を確保し、米国の管理下に戻すということも考えられるわけであり、沖縄独立問題を、日本の手前勝手な考えで左右できるというのは甘いのではないか。米国側からいえば、「日本は、米国に勝ってから、対等な発言をせよ」と、突き放すのでしょう。
No.1
96ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
: A :事実関係:沖縄県の米軍北部訓練場におけるヘリパッド(ヘリコプター離着陸場)建設問題について、沖縄県選出の糸数慶子・伊波洋一両参議院議員は 14 日、東京の外国特派員協会で会見し、「地域住民の生活を脅かしていることからも決して容認できない」(糸数議員)、「県民ぐるみの反対運動になっている」(伊波議員)などと述べ、建設反対を訴えた。 この中で、このまま基地問題がこじれた場合、沖縄が独立論に傾かないかとの質問に対し、糸数議員は、「県民の中に、これ以上自分たちの思いが届かず、自己決定権すらないのであれば独立を、との動きがあるのも事実」などと危機感を訴えた。 B:関連情報  10月2日、たまたま水道橋で私と伊波氏と二人で講演する機会があり、終わっての懇親会で伊波氏に沖縄独立の動きがどのようになっているかをうかがった。  伊波氏の説明次の通り。 **************************
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。