フレデイ タンさん のコメント
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新潟県知事選挙は16日実施される。
朝日新聞は世論調査結果を「森氏やや先行、米山氏猛追 新潟知事選の情勢調査」の標題の下、次のように報じている。
「、朝日新聞社は8、9の両日、電話調査を実施。自民、公明が推薦する前長岡市長の森民夫氏(67)がやや先行し、共産、社民、生活の推薦を受けた医師の米山隆一氏(49)が激しく追っている。」
「あわせて実施した世論調査で、争点となっている東京電力柏崎刈羽原発の再稼働への賛否を尋ねると、「賛成」は20%、「反対」は66%だった。「賛成」と答えた人の8割が森氏を支持し、「反対」と答えた人の支持は森氏と米山氏が分け合っている。」
予想されることではあるが驚きは、東京新聞の記事である。
「民進党は、候補者選定ができないでいるうちに最大の支持団体の連合新潟が森氏支持を決定したため、自主投票にとどめた。」
連合の動きは、新潟ではない。
日本の資本主義は第二次大戦後しばらく続いた戦争を悔い改める時期を経てからは米国の資本主義をひたすらお手本として追いかけやっと今「連合」の変質によって追いついたのではないかと私は思っています。もう日本には一時期目指した米国型の巨大産業別組合や企業別組合の闘争理念は存在しません。米国では戦前、戦中、戦後を通じて巨大財閥が組合潰しに血眼で取り組み、労働組合に理解を示していたフランクリン・ルーズベルト追い落としのクーデターを起こすほどで、彼らは今も尚イタリア・ムッソリーニの「コーポレイテイズム」を熱く信奉しそのイズムを実践しているのです。その流れでサッチャリズム、レーガノミックスの運動が起こり組合潰しは勢いを増し、現在あるような組合の影が薄い米国の体制が出来上がった。
続く
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