Mythe et poemeさん のコメント
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NEWS ポストセブン 10 月 14 日 ( 金 ) は「朝日新聞「社外秘」資料部数減に加え経営悪化。 16 時配信を報じた。
安倍政権下、朝日新聞は明らかに、官邸、自民党筋から締め付けられた。それもかなりの長期にわたってである。
多分この中には企業の広告への圧力があったろう。
ここから、朝日は急速に安倍政権よりの記事を書く方向に傾斜した。
そうすることで、多分、広告収入の維持を図ろうとする意図があったのであろう。
しかし、朝日新聞が安倍政権寄りになれば、リベラルな読者は離れる。安倍政権よりの記事を書いたからといって、読売系や産経系の読者がつくわけでない。
多分朝日新聞の部数は急速に減じた。今後も減ずるであろう。そして一旦読者はネットなどで情報入手が可能と判断する。一旦失った読者は帰ってこない。
私は、リベラルの顔をしながら、重要局面で安倍べったりの記事を書く朝日なら、凋落し
「マス」を対象にしたメディアの、平均値化した情報発信は、すでに受け取り手がなくなりつつある。おじいちゃん、おばあちゃんは、ともかく、若い世代は価値感が多様で、耳触りのいい情報には反応しない。
まして、今や、ウェブ2・0の双方向コミュニケーションのなかで育ってきた人びとが、一方的な情報発信に反応しないのは当然だろう。
たしかに、政治的な問題もあろうが、朝日の凋落はずっと以前に兆していたと、私は思う。それがここへきて一気に顕在化したのではないか。
顕在化の原因は一つではなく、ウェブの浸透、経済的中間層の崩壊もからむだろう。
しかし、深部では、「情報」をどこか大きな権威が伝達するようなシステムがもはや機能しないような社会へとわれわれが移行するという大転換が進行しているということがあり、その影響を一番もろに受けているのがアサヒだというように見える。
アサヒは、記者がひとりひとり、時代の大転換と向き合って、「思考」しながら記事を書くことだと思う。そうすれば、おのずと読者はもどるのではないか。読者が減ったからといって、読者に受ける内容とは何かなどと考えだすとますます「マス」を対象とした耳触りのよい、平均値化した記事が紙面を占めるようになり、読まなくても内容が予想できる紙面になるだろう。
何が書いてあるのか、予想できないような、紙面を作ってみる度胸があるかどうか、それが問題だ。
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