• このエントリーをはてなブックマークに追加

matzとしさん のコメント

珍しく孫崎さんが、都市緑化について書いておられて新鮮に思いました。

街路樹に限らず、都市緑化は様々な効用があると思います。しかし昨今の財政難で、まず予算カットの対象が「緑地」だと、知り合いの造園屋が話していました。当然、落ち葉の清掃、剪定、草刈などの手間はかかります、が、うまく設計維持すれば、それを超えるメリットを人間にも生物にも与えると思います。

孫崎さんの記事とも重複しますが・・
・熱環境と水循環の改善(ヒートアイランド低減==>熱中症対策、省エネ、人間の精神リラックス)
・都市洪水の提言(自然緑地からの雨水浸透はアスファルトに比べて格段によい、土壌にもよるが)
・防火林の役割(地震火災の拡大防止にも・・)
・生態系保全(都市内に孤立させるのではなく、ネットワークとすることで、さらに改善)
・教育的価値(自然との触れ合いとか世話は、子供たちにも精神的なやすらぎを与え、「いじめ」を少なくすることに繋がる、いつだったか文科省の審議会の報告に出ていたと思う)

何でも、「カネ」で換算するのはよくないと思いますが、人工物で高度利用するより、都市の価値は上がると思います。
No.5
98ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
: 事実関係「神田警察通り街路樹伐採、計画見直し 保存の要望相次ぐ」( 2016 年 10 月 17 日朝日新聞) 千代田区で、区道整備のために区が街路樹を伐採する計画を進めていたところ、 反対意見が相次いだため、17日、計画が見直されることになった。区は20 20年東京五輪・パラリンピックまでに区道を整備するとしていた。  問題となっていたのは、区道「神田警察通り」(全長約1・4キロ)のうち 1期工事の約220メートル。4車線を3車線に減らし、歩道を広げて自転車走行のスペースを新設する計画で、沿道のイチョウ32本とプラタナス5本が伐採される予定だった。 7月下旬に枝が切り落とされた際、大学の非常勤講師が「たった2週間の五輪のために伐採するのはおかしい」などと訴え、区は工事を一時中断。その後、街路樹の保存を求める陳情が区議会に相次ぎ、インターネット上の署名活動でも4万人近くが
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。