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フレデイ タンさん のコメント

米国の支配層は21世紀に入ってISLAMOPHOBIA(回教徒嫌悪という心的病菌)とRUSSOPHOBIA(スラブ民族を嫌悪する心的病菌)を主流メデイアを通じて米国のみならず世界中に大金を使い流布させました。そして彼らは米国政府をも完全操縦し中東とロシアを圧迫してきました。ブッシュとオバマはそのパシリを務めたということになります。米国支配層は原油価格を暴落させルーブルを国際市場から追放することまでやったが、中国がしっかりロシアを助けるに至って米国支配層の野望が行き詰まった、そういうところにこれまた厄介なトランプが出現して米国支配層は致命的に近い打撃を蒙ったところではないでしょうか。

過去を振り返ると同じ事態が二度米国で起こってます。フランクリン・ルーズベルトが台頭した時もそうでしたし、ジョン・F・ケネデイの時も米国支配層は大きなショックを受けました。前者の時は支配層は軍人によるクーデタを企みましたが、心ある軍人の内部告発で未然に抑えられ、フランクリン・ルーズベルトはかの有名な4つの自由を求める画期的政治を行い大成功を収めました。ケネデイはソ連のフルシチョフとぎりぎりの交渉を行い第三次世界大戦を避けました。そのことはまだ多くの人々の記憶に残っているでしょう。

トランプが選挙期間中吐露してきたものは全て米国支配層の思惑と衝突するものです。今後随所で両者間に緊張が走るでしょうが、せめて世界平和に向けては妥協することなく全力投球で取り組んで貰いたいと切に願うばかりです。
No.3
98ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
トランプは、プーチン大統領を称賛することにより、相当の違和感を持って報道されてきた。それはトランプの国際感覚のなさという形で報じられてきた。 しかし、トランプは、不動産業を通じ、ロシアの実業家、及び政治家と豊富な人脈を有している。 対外強硬派ネオコンはオバマ政権下、ウクライナ問題を作り出す等ロシアとの緊張を意識的に作ってきた。当然トランプの考えとは違う。対外政策ではここで、トランプとネオコングループの対立が生ずる。 A 事実関係 (1)ニューヨーク・タイムス紙 ロシアセルゲイ・リャブコフ副外務大臣は Interfax に対して、彼の同僚たちがトランプ陣営と接触していたことを認めた。 トランプは選挙期間中、プーチンを称賛し、ロシアの情報機関がヒラリーの EMAIL をハッキングするのを奨励したと言われている。 先月 FBI はトランプの前キャンペーン・マネジャー Paul Man
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。