フレデイ タンさん のコメント
このコメントは以下の記事についています
A: 事実関係
「トランプ氏、TPP離脱を改めて表明 大統領就任初日に」(22日朝日)
トランプ次期米大統領は21日、就任後100日間で進める政策の改訂版を公表し、就任初日に環太平洋経済連携協定(TPP)からの離脱を表明する意向を改めて示した。
トランプ氏はTPPについて、「我々の国にとって災難になりうる」としたうえで、「その代わり我々は雇用や産業を米国国内に取り戻すため、公平な二国間の貿易協定を交渉していく」との考えを示した。
B: 評価
・トランプは極めて重要なポイントを指摘している。
・ TPP は「多国籍企業は別に生産拠点を米国に限定することなく、逆に米国か
ら離れて、海外で事業展開するために利益を確保するシステムと思えばいい。
しかし、トランプは異なる。トランプは米国内で、米国企業が反映することを
願っている。 NYT との会見で、幾度となく引用し
孫崎先生ご指摘の「米国を離れて全世界を米国同様のシステムにして企業の利潤を最優先するTPPグループと異なったアプローチ」とはフランクリン・D・ルーズベルトとジョン・F・ケネデイーが果敢に実践して未達に終わった路線そのものです。
トランプにとっては命を賭けた挑戦になるのは間違いありません。トランプの父がニューデイール賛成の事業家でしたし、トランプは父をこよなく尊敬していましたから、やりんじゃないでしょうか。私は彼の蛮勇に期待しています。
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