フレデイ タンさん のコメント
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A: 事実関係
民進、「脱原発」法案を策定へ 党内容認派との折衷課題(朝日新聞)
・民進党は27日、原発ゼロ基本法案(仮称)を策定することを決めた。
・脱原発の方針を法案によって明確にし、次期衆院選に向けて安倍政権への対抗軸を示す狙いがある。
・ただ、同党は脱原発派と容認派の両方を抱えており、具体的な課題について法案にどこまで明記できるかが焦点となる。
・ 「これまでの民進党の原発の位置付けから一歩踏み込んだものを出したい。原発ゼロ基本法の策定を検討したい」。27日のエネルギー・環境調査会で、玄葉光一郎会長(福島3区)がこう表明した。
・「提案路線」を掲げる蓮舫代表が玄葉氏らに「(3月12日の)党大会で一定の方向性を出してほしい」と指示した。蓮舫氏が党大会で法案の骨格を発表する予定だ。
・ 党内には昨秋、脱原発の世論を受けて共産、自由、社民3党推薦の候補が
原発再稼働には未来が全くないし、強いて言えば福島の地獄の再現しかありません。それは若干の思考を巡らせば分ることです。その思考の材料は次の通り。
1.あの世界に冠たる大東芝が原子力の過大投資で事実上の経営破たんに見舞われている。これまでもそうだがこれから更に優秀な若者が原子力分野を敬遠するのは明白。再稼働なんて言っておれない深刻な状況がそこに見えてきている。
2.あのような人災事故を招いたのに東電の経営陣は経営責任が問われなかった。東電という会社も上場継続されている。故に日本の全電力会社にモラールハザードが今後蔓延するでしょう。一度あれば二度ある。広島の原爆では懲りず、更に長崎に落ちてやっと無条件降伏した日本の性です。このモラールハザードは第二の過酷事故を起こすに違いない。いくら何でもその時はやめるでしょう。
野党連合が仮に伸び悩んでも、上記の決定的な問題があり、原発を日本が諦めるのも時間の問題だと私は思っています。
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