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younghopeさん のコメント

この問題は難しい内容を含んでいる。本来、憲法で保障された思想、信条、言論、表現の自由は保障されてしかるべきでしょう。問題は、世界が2大別されたグループに分かれ、多くの国はどちらかに軸足を置いていることである。

日本は、国民の意志によるかどうかは疑問点があるが、現状日米同盟を否定する国民は極めて少ない。日米同盟を全面的否定する政党もないのである。もっとひどいことに、沖縄以外で、不平等な日米基地協定の改定を強く主張する勢力が見当たらなくなっている、すなわち、リベラルが現状肯定の劣化現象を顕著に示し始めているのです。一方、不断の努力が欠けているために、米国に対する判断を保留し、中国、ロシア、北朝鮮を讃美し、米国、日本をあしざまに主張するなど、極端な方向に対しては、私などは、嫌悪感が強くなってしまう。現状をどのように把握し、どのようにするかの常識的判断が引っ込み、極端な抹殺思想は、普通の日本人は、恐ろしさを感じる。

孫崎さんの思想をどのように見るか。本質的には、問題点をあらゆる面から分析し、日本の選択を示唆しておられる内容が多い。体制側は、排除すべきものでなく、参考にしていくべきでしょう。排除の思想が働く今回のような例は、狭量な上層部の意思でなくても、そくたく政治が末端まで徹底し始めている証拠でしょう。上に立つ指導者の度量が狭いと、このような排除の傾向が強まるのは、否定できない。日本の思想劣化が急速に進み、無宗教による無慈悲が蔓延していくことになる。経済的発展が停滞する中で、言論、表現の自由が欠ければ、社会的活力が劣化し続けるでしょう。
No.2
94ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
私の沖縄県立博物館での講演の許可が与えられなかった問題で、3月6日沖縄タイムスが社説を掲載したところ紹介する。 ************************************ 民間団体の東アジア共同体研究所琉球・沖縄センター(緒方修センター長)が勉強会のため県立博物館・美術館(県博)に会場使用を申請したところ、「政治色が強すぎる」「(同館の)設置趣旨にそぐわない」との理由で不許可になっていたことが分かった。  講師は元外務省国際情報局長の孫崎享さんで、演題は「沖縄とトランプ大統領」。国際問題の専門家によるタイムリーな企画と言える。  琉球・沖縄センターは過去2回、博物館のホール、会議室を利用して同種の講演会やシンポジウムを開いているが、何の問題も起きなかった。なぜ、今回に限って不許可になったのか。  「孫崎氏を招いた勉強会のどこがそぐわないのか」「孫崎氏の政府批判の論調が理由
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。