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フレデイ タンさん のコメント

日本国民が安倍政権に騙されることを選択する理由は確かに認知的不協和論により説明されていると思うのですが、人類という種の本能に根ざしているのではないかとも思うようになっています。フランス16世紀の法務官エチエンヌ・ド・ラ・エボシが17歳の時に王侯の圧政に従順に従う農民たちを見て「自発的隷従論」を著しています。これを読みますと本能みたいな要素が「ひと」にあるのではないかと思わざるを得ません。狼という種が強い狼に従うという本能があって狼の集団行動が成り立っているとどこかの本で読んだことがあるんですけど、ひとも狼に似て居るいるのではないかと思います。

翻って、日本人の社会を観ますと、自然人、法人共に現在の政府が繰り出すアメとムチに実に正確に反応しています。そこには知性、理性の入る余地が全く無いように見受けられます。こういう現象を見せつけられますと東アジアの先行きに私は悲観的にならざるを得ません。
No.2
92ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
多くの国民は個々の案件では安倍政権の政策には疑問というのですが、「安倍政権を支持するか」の問いになるとどうしても「支持する」が多くなります。  合点がいかないのですが、私がしばしば」引用するレオン・フェスティンガー((米国の心理学者)の認知的不協和はこれへの回答の一つです。著書やこのブログで紹介しましたが下記に紹介します(『日米開戦の正体』より) ***************************** レオン・フェスティンガー((米国の心理学者)は認知的不協和を唱えています。 「認知的不協和」論は、「複数(通常は二つ)の要素の間に不協和が存在する場合、一方の要素を変化させることによって不協和な状態を低減または除去する」というものです。  代表的な例として、「喫煙者の不協和」があります。  認知 A 、 X は喫煙をしている 認知 B :「煙草を吸うと肺ガンになりやすい」と
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。