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younghopeさん のコメント

孫崎さんの、日本文学を通じての交流によって、韓国と信頼関係が育成されるのではないかという観測なのでしょうか。願いに近い意識を感じます。

日本は島国であり、台湾とかハワイなどの島国とは同質的であり、生きている土壌が四方を海に囲まれており、常時、敵の攻撃に備えなければならないという環境になく、性格的に温和な人格が形成され、野獣的攻撃性がすくない。こちらから攻撃することはなく、受動的とみるべきでしょう。韓国は、大陸の国であり、常時、敵国の侵入、略奪におののいて生活しなければならない。常時敵に備える闘志を秘めて、いつでも生活を奪われてしまう脅威の中で生活しなければならなかった。

現実に翻れば、同じ民族の北朝鮮と戦争状態にあり、休戦協定を結んでいるが、大国の思惑によって、戦争状態になるリスクを常時背負っているのです。日本のような平和が確保されず厳しさが要求される国家状況にあり、心の豊かさが、日本と大きく異なる。道徳倫理に縛られ、逆作用が働き、常に何かに不満をぶつけていないと、心の安定が確保できない。日本はターゲットになりやすく、苦しい民族状況を理解して接していく必要性がある。なんといっても隣人である。暖かく見守りたい。
No.1
91ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
尹 相仁は 1955 年生まれ。ソウル大学教授。数名で『韓国における日本文学翻訳の 64 年』(出版ニュース社、二〇一二年)その引用 ・解放直後の一九四五年から一九六〇年まで、日本文学は少なくとも公的領域からは完全に姿を消すことになった。李承晩政権の強力な排日政策によるものだった。 ・日本文学が韓半島に再登場するのは、四・一九革命以後である。四・一九革命以後に対日文化政策が変化する中で、日本の小説が翻訳されると長安(ソウル)の紙価が高まった。五味川順平の『人間の条件』が先陣を切って六〇年に翻訳され、続いて石坂洋次郎の『制服の処女』と『若い人が一九六一年』に出版された(中略)。六〇年当時の論調から類推すると、日本小説の人気は国内作品を凌駕するほどだった。実際、石坂洋次郎の『雨の中に消えて』『あいつと私』『青い山脈』が、一九六三年の小説ベストセラーの一位、四位、六位を占めており、日本小説への偏向現象
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。