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matusiroさん のコメント

官僚の人事権が政治家(政府官邸)に握られることと、国家の事案が政治主導で進むということとは、必ずしも一致しない。要は、国民の意思がどれほど、政治に反映しているかが指標だ。そういう意味では国会の権限(任命・承認・監査など)が強化され、国民の意思がきちんと反映できる制度が前提だ。20%の得票で8割の議席を独占する選挙制度や、国会喚問での官僚の嘘答弁や証拠書類破棄など、ありえない事態を許してしまう官僚を縛る令や規則の徹底、厳罰化が大前提でもある。
高級官僚の人事には、官邸の任命権ではなく、一人ひとりの国会承認を必要とするなど改善が必要ではないか。
現在跋扈している、官僚の腐敗・官邸への隷属・媚態は見るに堪えない。明らかに、法令や人の道に違反している。それが罰せられない。逆に、出世の餌にされている。ここのルールをしっかりしないと、解決はしない。
さらに、官僚のなかで特別な実力部隊、防衛省が、患部が官邸よりになればなるほど、今の状況では、現場自衛官との乖離がかなり深刻になるだろう。ひいては、国民の窮状を見て、”やむにやまれぬ、決起、クーデタ”を惹起する可能性もある。
官僚の人事権と政治(政府・議会)の関係には、間にソフトゾーンを挟んで、直接的な介入は許されないルールが必要だろう。ただ、今の安倍政権では、牢屋に入らなければ何をやらせてもいい、と連中ばかりだから、まず、退場させるのが先だ。
No.12
88ヶ月前
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孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。