りゃんさん のコメント
このコメントは以下の記事についています
1:北朝鮮は3日、「大陸間弾道ミサイル(ICBM)搭載用の水爆実験に成功した」と発表した。
2;北朝鮮が29日に発射した弾道ミサイルと併せ考えると、脅威はますます本格化し はじめた。
3;安倍政権は、実態上、ミサイル防衛は何ら出来ないにも関わらず、ことさら北朝鮮 の脅威をプレイアップした。森友学園、加計学園で一時窮地にあった世論調査も、おかげで回復した。
4:安倍晋三首相は8月29日、北朝鮮が日本上空を通過する弾道ミサイルを発射したことを受け、トランプ米大統領と電話会談した。今は北朝鮮と対話の時ではなく、圧力をさらに強めていく必要があるとの認識で一致。首相は「北朝鮮に対話の用意がないことは明らかだ。日米で連携してこの脅威に立ち向かっていきたい」と呼び掛けた。
5:しかし、国際社会はこれまでも、北朝鮮のミサイル開発と、核兵器開発を止めるために制裁を貸してきたが、全く功をそうしていない。
5:考え
ここで北朝鮮が核保有国として容認されれば、NPT体制崩壊への第一歩であるばかりでなく、朝鮮半島は北主導で統一され、在日米軍基地は徐々にグアムまで撤退するでしょう。そこまでなら望む人たちもいるでしょうが、同時に日本は軍事力を増強し、最終的には核武装にいきつくことでしょう(孫崎さんや皆さんの死後のことかもしれませんが)。
そうなると日本は米国とも微妙な関係となるでしょうね(もちろん統一朝鮮も、日本と同様、周囲のあらゆる国と微妙な関係になります)。まあ、そうなればそうなったで、やってくしかないでしょうけれど。
孫崎さんが自分で書いてるように、1993年段階で米国からの攻撃は、通常ではおこらないようになってるわけで、今では文在寅政権もできたし、核兵器をもたずとも、徐々に半島の統一は成る見通しはあるのです。それが待てないのは、国内で何百万人も殺し、最近も側近を多数殺害してきた金王朝維持という我欲のなせるわざでしょう。
少なくとも最近にかぎれば、緊張を一方的に高めてきたのは北朝鮮です。
「すべての加盟国は、その国際関係において、武力による威嚇又は武力の行使を、いかなる国の領土保全又は政治的独立に対するものも、また、国際連合の目的と両立しない他のいかなる方法によるものも慎まなければならない。」
このことばは北朝鮮によりあてはまります。だからこそ、安保理決議がでてるわけじゃないですか。
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