• このエントリーをはてなブックマークに追加

なしさん のコメント

米国は「北朝鮮」に核開発の気配がなかったころは
「北」の平和攻勢を相手にしなかった。

核開発の意図が明らかになって初めて相手にした。
KEDOの枠組みでプルトニウムを抽出できない
原子炉に切り替えるのなら代替の重油を供給すると。
しかし、それに応じた「北朝鮮」に対して米国は約束を破り
1年間も重油の供給をしなかった。

「北朝鮮」は核実験やミサイル実験を繰り返すようになった。
米国を交渉に引きずり出すにはこれしかないと。

米国は言った。
北朝鮮が一切の核、ミサイル開発をやめてからでなければ
交渉には応じない。
悪事に褒美は与えないと。

「北」の核ミサイル開発は加速度的に進み、米本土射程内が
目前に。
米国の方針は微妙に。
ボスが吠えまくる一方で、手下は穏当な発言もするようになった。
核ミサイル開発をやめることが交渉の前提だとはもう
言わなくなった。(北はもう交渉しようとは言わなくなっているが)

「北朝鮮」が韓国を交渉相手にはしないのは昔からです。
もちろん内容によりますが。
米国の冊封国家である韓国には最終決定権がない、と考えれば
韓国との交渉にはなんの関心も持たないのが
これまでの金王朝スタイルです。
これまでもずっとそうでした。

言えることは、平和を必要とする「北朝鮮」にとって核
ミサイル開発はこれまで大成功だったということです。
そのうち韓国に変わって米国が交渉を求めるかも。
トランプが正気なら、ですが。

若い希望さん
あなたのためにざっと解説をしました。
右寄りの人というのは自分をいい気持ちにさせてくれる
右寄りの論評しか読まない傾向があるので、あなたが
これを読むのかどうか知りませんが、その場合は
ここにやってくるみなさんが読めば良い、ということで。
No.4
85ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
トルストイは一八二八年生まれ。一九〇四年六月二十七日英国ロンドンタイムス紙に「日露戦争論」を発表した。『現代文 トルストイの日露戦争論(平成二三年国書刊行社』より。 *************************************  戦争はまたも起こってしまった。誰にも無用で無益な困難が再来し、偽り、欺きが横行し、そして人類の愚かさ、残忍さを露呈した。  東西を隔てた人々を見るといい。一方は一切の殺生を禁ずる仏教徒であり、一方は世界中は兄弟であり、愛を大切にするキリスト教徒である。 ・貧困で、無知で、社会情勢に暗い日本の農夫が田畑から引き離され、仏教本義を教えられることはなく、偶像に犠牲を強いることを教えられている。一方ロシアのツーラ地方もしくはニジニ・ノブゴロド地方の貧困で無教育な人々がキリスト教の本義はただキリストを礼拝することにあると教えられた。これは普通の人
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。