フレデイ タンさん のコメント
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1:安倍氏、安倍政権の支持は高くない
22日実施した衆議院選挙で、自民党は二八三議席以上を獲得する大勝を行い、国会運営を有利に進められる「絶対安定多数(261議席)を確保した。自民党公明党の連立政権は三分の二を確保し、憲法改正にむけて動き出せる体制を作った。
自民党は勢いづき、①憲法改正、②消費税のアップ、③原発の再稼働などを次々と推進していくだろう。
ただ、日本の政治を見る者として、この大勝に違和感がある。
選挙直前の17日、18日、朝日新聞が行った世論調査で、「安倍首相に今後も首相を続けてほしいか」を聞いたところ、「続けてほしい」 34 %で、「そうは思わない」が 51 %と半数にのぼった。同じく、13日から15日まで毎日新聞が行った世論調査では、「衆院選後も安倍首相が首相を続けた方がよいと思うか」に、「よいとは思わない」が47%で、「よいと思う」の37%を上回った。
現行の平和憲法を「戦争する憲法」に代えれば、韓国、北朝鮮、中国、ロシアに厳戒態勢が敷かれよう。北朝鮮の核は北朝鮮の自衛のための意義を強化し、日米の非核の要求の説得性は弱体化しよう。
プーチンはポーランド、ウクライナ等の昔の衛星国家が米国の金に買収されモスクワ攻撃の基地提供を行ったことに関連し「ロシアが二度と戦場になることは無い」と公式にコメントしたが、金に目が眩んだそれら諸国の政治家や国民はその言葉の意味を理解出来ない愚か者と成り下がっている。
日本は米国にこっぴどく破壊蹂躙され、それ以降、日本列島、琉球列島全体が大陸・半島に向けた米国が狙う侵略のための最前線基地と化している。ただ、平和憲法の存在ゆえに、日本が米国の猛毒性への解毒剤の役割をかすかながら演じられていたことは明白だ。
この平和憲法が無くなれば、中国やロシアや北朝鮮はプーチンが東欧諸国に向けたと同様のセリフを日本に吐くに違いない。されど、安倍政府以下、大方の国民はその意味を解すること能わず、世界の良識ある人々からは「STUPID」と呼ばれよう。
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