フレデイ タンさん のコメント
このコメントは以下の記事についています
。
国際問題で、世界で最も権威のある研究所は外交問題評議会である。
現在この評議会会長リチャード・ハースである。元国務省政策企画局長である。国務省政策企画局長はそれぞれの時代で最も識見のあるとみられる人物がこのポストについている。
彼が、「北朝鮮にどう対応するか「北朝鮮の核開発プログラムからの10の教訓( Ten Lessons from North Korea’s Nuclear Program )」という論評を発表した。「制裁は功を奏しない、現在の情勢下では北朝鮮が核開発とミサイル開発を行うのを止められない」という論評が発表されている。すでにこのブログで紹介したが、再掲する。 。
1事実関係「北朝鮮の核開発プログラムからの10の教訓( Ten Lessons from North Korea’s Nuclear Program )、「 Project Syndicate
1.横田基地を最前線基地と称していたこと。
2.自由と平和を多用したこと。
3.インド・太平洋地区を守ると何度も繰り返していたこと。
これらの用語から得られるオーラは、朝鮮戦争時、韓国の最前線基地でマリリンモンローが行った慰問公演と同じものだった。つまり、その肝は米国のやる気満々の大陸・半島への侵略精神である。
というのも、
上記1.は敵対するのは北朝鮮のみならず中国でもあることを連想させる。
上記2.は日本の保守がリベラルとの議論に屈すると教条主義と言って捨て台詞を吐くのと似たもので、中国、ロシア、北朝鮮を非難する時「自由」の無い国国と断定し、そしてそれらの国を屈服させ平和を達成するというネオコンの陳腐なセリフを想起させる。
上記3.は2007年に自民党が考えたダイヤモンド同盟を想起させる。これが元で安倍氏は首相就任以降莫大な国費を使って中国包囲網を展開して来た。変人トランプの大統領就任で安倍氏が真っ先に駆けつけて説いたのがこのダイヤモンド同盟だった。シンゾウが言うのだからということでトランプはダイヤモンド同盟に同意したと言われている。
これから行われる首脳会談はまさしくトランプが行った米兵士向け演説を裏付けるものとなろう。このような発想でトランプが中国に臨むのであれば、中国はトランプに耳を傾けることは無いと私は推測します。
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