日本は只今一億総忖度人社会ですね。

何せ、政官界は総理大臣を除いて上から下まで「上にへつらい下をあなどる」のが常識。私企業にセクターに至っては自ら市場を切り開く迫力はゼロ。政治家と役人が仕切る莫大な予算に群がるばかり。あの忌まわしき橋下氏でさえもが大声で怒った白蟻群と日本人は化している。

「忖度失くして成功無し」というのが世間の合言葉ではないか？市場原理が担うはずの資源の適正配分と成長は資本主義の唯一誇れる特性だが、今や日本の経済は社会主義的計画経済に堕している。このままだと経済成長は望むべくもなく一億の民が蟻ではなくキリギリスを生きるということになるのだ。

忖度と言えば、日馬富士暴力事件の扱いでメデイアは忖度的馬脚を露呈した。事件は貴乃花の変質的モンゴル人嫌いが引き起こしたものなんだ。ところが、各テレビはかかる本質への切り込みを避けた。この業界の安倍氏への忖度は目を覆いたくなるほど酷いのだが、白鵬までもバッシングを受け始めたからには、脱亜を目指す安倍政権に尻尾を振り始めたと観られても抗弁出来ないだろう。強いモンゴル人の参加失くしては大相撲は衰退する。テレビの忖度のやり過ぎは国全体を弱体化する。