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りゃんさん のコメント

外交の専門家に申し上げるのもなんだかなんですが、なぜ中国軍が一方的に攻撃するシナリオだけを想定なさるのでしょうか。

「いずも」が完全に自衛隊のみの運用であれば、「いずも」が攻撃されたとき、物量にまさり核兵器まで持っている中国軍に自衛隊は反撃はできないでしょう。しかし、「いずも」に米軍の戦闘機がのっていれば、「いずも」への攻撃は米軍への攻撃と米国がみなす可能性は高くなります。結果、「いずも」は中国軍の攻撃を受けない可能性が高まり、「いずも」が島の前にいることもできるわけです。嘘と詭弁どころか、軍事的にきわめて合理的な考え方だとおもいます。

しかし政治的には、日本は米国との関係でまたひとつ譲歩を迫られ、属国化することになります。「いざというときに「いずも」に米軍の戦闘機をのせるかどうか」の選択権が米国にあるからですね。これを脱するには、憲法改正して、日米相互防衛条約を結ぶしかないだろうと思います。これにより、日本の米軍基地も大幅に減らすことができるでしょう。
No.2
84ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
A: 事実関係 26日読売「護衛艦「いずも」空母化…離島防衛の拠点に」 政府は、海上自衛隊最大級の護衛艦「いずも」を、戦闘機の離着艦が可能となる空母に改修する方向で検討に入った。  自衛隊初の空母保有となり、2020年代初頭の運用開始を目指す。「攻撃型空母」は保有できないとする政府見解は維持し、離島防衛用の補給拠点など防御目的で活用する。米軍のF35B戦闘機の運用を想定しており、日米連携を強化することで北朝鮮や中国の脅威に備える狙いがある。  複数の政府関係者が明らかにした。いずもは、広い甲板を持つ空母に似た形状の護衛艦で、全長248メートル、満載排水量約2万6000トン。ヘリコプター14機を搭載可能とされる。空母化すれば、F35Bを約10機搭載できる見通しだ。  改修では、F35Bのジェットエンジンが発する熱に耐えられるように甲板の耐熱性を上げる。 B 評価  ・
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。