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りゃんさん のコメント

ところで、ルトワックがつい先ごろ、ForeignPolicyにのせた論文を紹介しておきましょう。ルトワックというのは知ってる人は知ってるとおもうので、説明はしません。
http://foreignpolicy.com/2018/01/08/its-time-to-bomb-north-korea/

これをよめば、今の米国の北朝鮮への、代表的なひとつの視点がわかりますが、それはともかく、わたしが興味深かったのは、中頃に出てくる
But over these past four decades, South Korean governments have done practically nothing along these lines. (略)the South Koreans have preferred to spend their money on developing a fighter-bomber aimed at Japan.
のところですね。この部分は、ルトワック独自というよりも、米国人のものの考え方をよく反映しているとおもいます。まあ、こういう人たちを、日本は北朝鮮とともに相手にしているわけです。
わたしはここにくる人たちに「米国ファン」なんかいないとおもいますね。そういう幼い視点で安全保障を論じている人なんかいないとおもいますよ。あ、「共産主義ファン」「北朝鮮ファン」はいましたね。
このひとたちは、現実の見えない病気だからしょうがないとおもいますけど。
No.9
76ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
A: 事実関係: 毎日:「政府巡航ミサイル迎撃を検討 陸上イージス利用」 政府は陸上配備型迎撃システム「イージス・アショア」の導入に当たり、北朝鮮からの弾道ミサイルに加え、他国から日本を狙う巡航ミサイルを迎撃対象とする検討に入った。弾道ミサイルと巡航ミサイルのどちらにも対応可能な次期迎撃ミサイル「SM6」の導入を念頭に置く。 イージス・アショアの視察のため米ハワイ州カウアイ島を訪れた小野寺五典防衛相は10日(日本時間11日)、「弾道ミサイル防衛ということで考えているが、いずれ日本に来る巡航ミサイルを含め、総合的に役立つ基礎的なインフラに発展させていきたい」と記者団に語り、巡航ミサイル対応が視野にあることを明らかにした。 海上自衛隊のイージス艦に搭載されている現在の迎撃ミサイル「SM3」は、弾道ミサイルにのみ対応。弾道ミサイルは、燃焼を終えた後、弾頭部分が大気圏外で放物線
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。