りゃんさん のコメント
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昨年2月金正男氏がマレーシア空港で殺害された。この事件は、自分の異母兄を殺させる金正恩氏の異常性を強く印相付ける結果となっていた。だがもし、金正男氏が米国情報機関に情報提供する事態に至っていたとするとどう評価するか。
金正男氏、殺害前に米国人と接触 捜査関係者が認める(1月30日朝日新聞)
昨年二月金正恩・朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男氏が昨年2月、マレーシアで殺害された。
この事件は、自分の異母兄を殺させる金正恩氏の異常性を強く印相付ける結果となっていた。
しかし、もし、殺害されている時点で、金正恩氏が米国情報機関に情報提供していた、とあると、この事件の評価は変わる。
今次報道は、金正男氏が米側情報機関と接触をしていたことがマレーシアの裁判で明らかにされたとするもの。
A: 事実関係:「金正男氏、殺害前に米国人と接触 捜査関係者が認める」(朝日新
「金正男氏が米国情報機関に情報提供する事態に至っていたとするとどう評価するか。」
というものである。
答えは
評価はかわらない
である。「金正恩氏(ママ。金正男氏の間違いであろう。孫崎さん、落ち着け)が米国情報機関に情報提供していた、とあ」っても、この事件の評価は変わらない。
なぜなら、
①事件当時すでに金正男氏と米中との関連はさんざんメディアで伝えられた。殺害後、金正男氏の息子なる人物がネット上にあらわれ、米中のどちらかに保護されているともいわれていた。別にあたらしい情報ではないのだ。
②しかも今回孫崎さんの示したのは、要するに(ア)金正男氏が殺害されるしばらく前に、米国人男性と接触していた(イ)その日に金正男氏のパソコンにUSBメモリーが差し込まれた形跡があった、ということだが、これだけでは①の裏付け証拠にすらならない。わたしですら、米国人に会い、その同じ日にUSBメモリーを使うことはある。
しかし、こんな点よりも、孫崎さんの議論の最大の問題点は、日本人が感じている恐怖感を見逃していることだろう。朝鮮人が朝鮮人を何人殺そうが、こっちに迷惑がかからなければ、背中のかゆみほども気にならない(もちろん良くないことだとは思いますよ、そりゃ)。しかし、その朝鮮人が多数の誘拐された日本人を返さず、あまつさえ核ミサイルを向けただけではなく、言葉で恫喝すらしているのだ。孫崎さんが独自の理論で恐怖を感じてないのだとしても、そんな理論は一般の日本人に支持されていない。台湾に逃げようかという日本人すらいるのだ。
ところで、最近思うのは、米国はきっぱりと朝鮮半島をあきらめ、すべてを中国にゆだねるように中国と取引すべきだということだ。日本からするとそれなりの覚悟はいることだが、あとは中国がうまくやるだろう。
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