フレデイ タンさん のコメント
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A -1事実関係1
米貿易赤字 9年ぶり高水準 対中国は過去最大に( NHK,2 月 7 日)
アメリカの去年1年間の貿易統計が発表され、中国に対する貿易赤字が、過去最大の規模に膨らむなど、モノの取り引きに限った貿易赤字の総額は9年ぶりの高水準となり、トランプ政権は、各国に貿易の不均衡を是正する姿勢をさらに強める見通しです。
アメリカ商務省は6日、去年1年間の貿易統計を発表しました。
それによりますと、モノの取り引きに限った貿易赤字は、好調な消費を背景に自動車の輸入が増えたことなどから7961億ドルと、前の年を8.1%上回り、9年ぶりの規模に拡大しました。(注、朝日新聞は「米貿易赤字12%増、昨年5660億ドル、9年ぶりの水準」と報道)貿易赤字を国別に見ると、中国が前の年に比べて8.1%増加して、3752億ドルと赤字全体の半分近くを占め、過去最大の規模に膨らみました。
続いて
中国は米国の兵器こそ買わないが、米国が求めるプリンシプルを尊重し、ドル信用をリスペクトしてきている。されど、米国の強欲な一部の好戦派は米国の権力を日本が今在るが如く骨抜きにして中国全土と住民をウオール街の支配下に置くべく暗に陽にワークしている。安倍政権はその流れの先鋒となって久しい。
ただ、ここにきて米国支配層に亀裂が生じ始めている。その一つの流れが1960年代の偉大なアメリカを再現する新興右翼の動き。トランプという変人を大統領にしたのはこの流れだった。そしてもう一つはユダヤ系の中核的なコスモポリタン的発想集団だ。
ブッシュ・オバマと続いたネオコン主導の国際政治はロシア・中国に金本位制度への回帰を促している。トランプは政権推進者のウルトラ右翼のバノンを馘首した。そして、米国権力は今やコストポリタン的発想集団が主流になっているようだ。
米中の課題はドルの信用をどうコントロールするかだと私は思う。米中でしっかり解を見つけ出して欲しい。戦争だけはやめて貰いたい。
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