p_fさん のコメント
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自然②自然と一体―アインシュタイン
アインシュタインは一八七九年生まれ。一九二二年日本を訪問。
・われわれは静かに生活し、熱心に学び、親しげに微笑してくる多くの日本人を目にします . 誰も己を出さず、その微笑の背後に隠されている感情を見抜くことはできません。そしてわれわれと違った心がその微笑にあることがわかります。
・私のような異国の人間にとって、日本人の心に深く立ち入るには容易ではありません。け
れども人間同士の直接の体験が欠けたことを芸術の印象が補ってくれました。日本では他
のどの国よりも豊潤にまた多様に印象付けてくれるのです。ここで「芸術」というのは人間の手で創作しているありとあらゆるものを意味します。
この点、私はとうてい驚きと感嘆を隠せません。日本では自然と人間は一体化しているよ
うに見えます。この国に由来するすべてのものは、愛らしく、朗らかであり、
屋内は展示向けにスッキリ片付けられたのかもしれませんが、元々モノが少ない暮らし振りだったろうと想像します。
“私のような型の人間にとっては、何を受け入れているかでなく、何をどのように考えるかが本質的なのである”-との旨、自伝ノートに書かれていた気がします。せめて その姿勢くらいは見習いたいところですが、なかなか...
ツイートに「唯一の善ー知識、唯一の悪ー無知、ソクラテス」がありましたが、90年のドイツではコンピュータ技術絡みで「Informing Ourselves to Death」なる講演があったようです。ついに“情報「消化不良」死”の時代に入ったと。コンピュータ技術、メディアの発達で大多数の一般人はメリットよりも大きなデメリットを蒙り、力と自由を得ているのは ごく少数者であると。更に28年後の今は...
当の西洋人には こうした技術革命はファウスト的契約と心している面がありそうながら、日本人は哀しいかな、科学には「感嘆して飛び込むだけ」-今尚そこから脱していないこと(更に軽薄化?)が第一の問題ではないでしょうか。
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