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フレデイ タンさん のコメント

中国と貿易戦争に入ったトランプの気持ちが私には良く分かる。彼は1960年代の光り輝く米国の再来を願って国民に訴え大統領になった人物だからだ。

一国が自国で物つくりをやめると国民の多くがケイタリングの仕事に就くしかなくなる。バーテンダーや配膳係、大金持ちの執事、お手伝い等々の仕事、収穫時の季節労働者の仕事だ。

トランプは鉄鋼産業、自動車産業、家電産業を復活させ、安定した仕事を合衆国内部に作りだそうとしている点で正しい。ドルの印刷と兵器産業だけで国を保てないことがトランプには見えているのだろう。

国家はそれぞれ物つくり産業を一定の割合で保護し、維持せねば、国の健全性は保てない。米国はその典型的な例である。

日本の保守は米国の強制もあり自国産業を海外立地させてきたが、その矛盾は早晩やってくる。米国の苦悩を他人事でなく自らの問題として研究し、その対策を立てねばならない。それを怠れば、米国と同じくえらいことになることは必定。
No.1
76ヶ月前
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A: 事実関係「米GE、ダウ平均外れる かつては世界最大の時価総額」「米製造業の地盤沈下象徴」(朝日) 米国株式市場を代表する株価指数「ダウ工業株平均」を構成する30銘柄から、米複合企業ゼネラル・エレクトリック(GE)が外れることになった。ダウ平均がつくられた1896年に構成銘柄となり、今も採用される唯一の銘柄だった。業績不振で株価の低迷が続いていた。  ダウ平均を算出する米S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスが19日、構成銘柄を26日付で入れ替えると発表した。GEの代わりに、ドラッグストア大手のウォルグリーン・ブーツ・アライアンスを加える。  GEは発明王トーマス・エジソンを源流とする老舗電機メーカーで、米国を代表する優良企業だった。一時は金融やメディアにもビジネスを広げ、複合企業(コングロマリット)の成功例とされた。世界最大の時価総額を誇る時期もあった。  2008年
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。