• このエントリーをはてなブックマークに追加

りゃんさん のコメント

ところで、なんでもかんでも「軍産複合体」のせいにするのなら、いっそ建国から現在に至るまでの北朝鮮もその背後に「軍産複合体」がいてコントロールされていると考えるのが、論理的に徹底しているとおもいます。

実際にそういうことを言ってるのが馬淵睦夫(元駐ウクライナ兼モルドバ大使)ですね。彼によると、北朝鮮だけでなく、ロシア革命とソ連、中国にいたるまで、「軍産複合体」の成果物であり、プーチンとトランプは反「軍産複合体」どうしのきずなで結ばれているということになります。

一方、このブログ界隈でみかける、なんでもかんでも「軍産複合体」のせい論者はこれとは異なっていて、

世界は「軍産複合体」という悪の帝国で支配されている。どのくらい悪いかというと、もう悪くて悪くて言葉にできないほど悪い。
一方、ロシア、中国、北朝鮮という光の帝国がこれとたたかっている。光の帝国は良い。どのくらい良いかというと、もう病人も治り、水の上を歩きだすほど良い。
世界は悪の帝国と光の帝国というふたつの勢力のたたかいが続いているが、最終的には光の帝国が勝つ。

という、世界認識のようですね。どうなんでしょうねえ。
No.7
77ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
A -1 ; 事実関係 NATO首脳会議が閉幕 国防費「公平な分担」へ行程表( 2017/5 日経)   北大西洋条約機構(NATO)は 25 日、ブリュッセルの本部で首脳会議を開き、欧州加盟国の国防支出増額や過激派組織「イスラム国」(IS)掃討作戦への支援拡大で合意し、閉幕した。初参加したトランプ米大統領の要請にひとまず欧州側が応えた格好だ。ただトランプ氏は欧州側が期待していた「集団防衛」への決意を間接的に示したものの明言はせず、米欧の結束になお不安を残す会議となった。  首脳会合では加盟国の国防費の負担を巡りトランプ氏が求めていた「公平な分担」の実現で一致した。NATOは 2024 年までに加盟国の国防費を国内総生産(GDP)比2%に増やす目標を設けているが、現時点で達成したのは米国、英国、ギリシャ、ポーランド、エストニアの5カ国のみ。全加盟国の達成を確実にするため、今年 12 月までに国
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。