poiuさん のコメント
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17 日付読売新聞は「TPP「評価」60%、内閣支持72%」と報じた。 同日付毎日新聞は「 TPP 参加支持する」との回答は63%と報じた。 世論調査にはさまざまな問題があるが、その数字を正しいとしよう。 基本的に見事な世論工作の成功である。 安倍首相が断固聖域を守ると述べた時、多くの国民はそれを信ずるのであろう。 一つ一つ検証していけばおかしいのだ。明々白々おかしいのだ。 大手メディアが一斉に TPP の方に誘導する時、人々は疑うという品のないことはしないように教育されているのであろう。 私達は原発で安全神話が嘘であることを知った。嘘を述べてきたのは、政治家、官僚、マスコミ等、信頼にたる発言をする人々であった、その人々は多くの国民が原発の危険性を認識した中でも、依然として再稼働へ向け発言している。これらを見て、国民は権威ある人々、大手マスコミの報道が虚偽、詭弁であることを学んだと思った。 で
だって「読売」ですもの。これまでの数々の誘導記事を見てくれば、こういう内容を臆面もなく載せることくらいわかっていました。同じように感じている人も少なからずいるんじゃないでしょうか。
ところでネトウヨと呼ばれる人たちの中にも、安倍首相のTPP交渉参加表明に対して疑問や不満、落胆の気持ちを漏らしている人たちもそこそこいるようです。でもいまだに、安倍首相には何か裏の作戦や狙いがあったのかもしれないのだから変わらずに安倍を支持しようとか、自民党内のTPP反対派議員を支えようとか、どこまでも的外れなアホなことを言っています。文字通り国を売り飛ばされたのだから、いい加減目を覚ましたらいいと思うのに、まだ中国が~とかほざいています。あんな小さな島嶼を巡って対立しても、日中両国に何のメリットもないのに。かのフォークランド紛争では、あんなどうでもいい島を巡ってアルゼンチンとイギリスが争うことの馬鹿馬鹿しさをある作家が「二人の禿男が一個の櫛を巡って争うようなもの」と形容していましたが、尖閣も大して変わらないような気がします。でも彼らはどうしても認められないのでしょう、自分が騙されたということに、そして自分が騙されるほどの救いようのないバカだったということに。自分の過ちを認めて反省するという行動は痛みを伴いますから、そこから何としてでも逃げたいのでしょう。そしてその結果比べようもないくらいもっとひどい目に遭うことになるということからも、目を背けています。
反省と自虐を取り違える(意識的にかな?)人が多いですが、素直に自分の間違いを認めてその原因を探り、同じ間違いを犯さないようにするにはどうしたらいいのかということを深く、継続的に考えられない限り、また同じようなことを飽きもせずに繰り返すだけでしょう。
さて、今のところはまだTPPの本当の怖さをわかっていない、そのひどさを実感していない人たちが、今後どうなるかを考えてみると、やはり自分たちの感情にとって都合のいい『戦犯』を仕立てあげ、さんざん叩きまくって血祭りにあげるような気がします。スケープゴートになる人はあの人しかいません。「首相に一任」の意味がここで効いてくると思われます。自民党内のTPP反対派議員はいけしゃあしゃああと「あの時、俺は反対したんだ」というポーズをとることになり、国民はまたもやその言に騙されて、たった一人のせいにして、その人にすべての咎を追わせて終わるんじゃないでしょうか。そして自民党内のTPP反対派議員のような大ウソつきたちはいつまでも生きながらえられるのでしょう、選挙民がその真の正体に気づいて落選させるまでは。
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