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p_fさん のコメント

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p_f
> 同時に、騒乱が多数起こったのもこの時代の特徴である...より近代的な民衆運動による騒擾である。

映画「チリの闘い-武器なき民の闘争」では暴政に抗う大衆のうねりも、権力が武力行使に出た途端、丸腰ではあっけなく鎮圧された。物理的な力の差が全て。古今東西これは出てくる。北朝鮮が核を手放さないのもそうだ。だが、人の世はそんな物理力が絶対でないのもまた事実。

> 中央の強力な指導が働いて...自律的市民社会の生成を妨げようとしたのである。

この流れは全く途切れていない。商店街が薙ぎ倒され大型ショッピングモールに吸収されるか廃業-もまた然りでないか。

> 教育システムと軍隊は国民意識と進歩を強調する政府の価値体系やイデオロギーを国民の間に浸透させる回路として有効に作用した。

戦後もこれを根こそぎ ひっくり返すほどの変革はなし。支配者米国も敢えて温存した。今「あの時代に回帰するアベを許すな!」と言ったところで程度の問題でしかない。

> 新しい指導者層の「サムライ化」を強力に推進することが、時代の流れとなったのである。

サムライ化=上級ドレイ化。カルト国家の出来上がり。盲目幹部は羽目外し、米国のドレイ化失敗。自らが上級ドレイとなる。日本は「米国モール」の一店舗。社長の「米国」は「日本」店からピンハネし放題。支店長は日本人店員からピンハネし放題。現在に至る━そんな学校教育が一切無いのも上の通り当然ながら、であれば日本社会の民主化も一切幻でないか。

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「孫崎享のつぶやき」-迷惑コメントを非表示にする方法━卑怯、偏狭、偏執、幼稚、蒙昧、非礼、自己中、自意識過剰、粗探し、出しゃばり、壊れたレコード、奥行なし、間口だけ━捏ねてウザコメ団子の出来上がり
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No.3
73ヶ月前
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新しい指導者層の「サムライ化」 アイゼンシュタットは一九二三年ワルシャワ生まれ。ヘブライ大学教授。ハーバード大学、スタンフォード大学等で客員教授。『日本比較文明論的考察(二〇〇四年岩波書店)』からの引用 ・明治国家の最大の特徴は、驚くべき速度で、高度な政治的・行政的中央集権が達成されたことである。行政の中央集権化は、幾つかの段階を経ながら、次の三つの特徴を備えていった。(1)統合の中心的権威としての天皇の名における支配、(2)統合的な中央官僚制による直接支配、(3)国民皆兵制、士族の廃止、統一的権利の制定における国民の平等。日本は何百もの大名の支配から統一国家へと姿を変えていく。江戸時代の半自律的な地方権力や法的伝統は、全国共通の法制度によって取って代わられ、中央権力が全国津々浦々に浸透していった。 ・明治日本の新しい政治制度の設立は、欧州の国民国家における国家建設の過程と
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。