フレデイ タンさん のコメント
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江戸時代「番町で目明き盲に道を聞き」とい川柳がありました。ここで「盲」と言われたのは塙保己一です。この塙保己一は『群書類従』刊行を行う大事業を成し遂げています。「道を聞き」は道路案内だけでなく、学問の道をも意味しています。
かつて「千代田区三番町 24 には、「塙保己一和学講談所跡」の標識がありました。
しかし、もし、この標識が「この地にて、明治初代首相伊藤博文が幕末、塙保己一の息子
塙忠宝を暗殺」となると、訪れる人もあるのでないでしょうか。
「坂下門外の変」に関連して、伊藤博文は一段と過激な行動をとりました。
すでに「坂下門外の変」に関与した人々が、「斬奸趣意書」を書いたことを死崩壊しました。この中に、「天子之御讓位を奉釀候心底ニテ既ニ和學者共へ申付廢帝之古例ヲ調候」という記述があります。つまり、幕府は、孝明天皇を廃位させるために、学者に故事調べさせたと指摘されてます
そういう大罪の男も革命が成ると無罪は当然でさらに飛躍して正義の人となるのです。その彼が満州のハルピン駅頭で安重根のテロに遭い銃殺されたのです。伊藤博文は恩師吉田松陰の教えをまっしぐらに実践し大いなる結果をもたらしたので教え子の中では最優等生です。安重根は今も北、南の朝鮮半島で英雄となっています。
長州を誇りにしている安倍首相にとっても伊藤博文は英雄でしょう。朝鮮人や中国人の信頼をゲットするのは難しかろう。米国の戦争屋にとっては日本の現体制は格好の手駒に違いない。伊藤俊輔にまつわる故事はアベノミックスに浮かれる今の日本人にとって真剣に学ばねばならない歴史だと私は思います。さもなければ、羅針盤を喪失した東条時代と同じ轍を踏むのは必定です。東条時代は西太平洋に火が上がったが、今回は伊藤博文とその末裔がトライして失敗した大陸と列島間ですから、つまり、ルサンチマンが癒えてない国を相手にするのですから、方角が悪すぎるのです。
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