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p_fさん のコメント

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p_f
過去の侵略戦争、植民地支配を誤魔化す歴史教科書の記述を巡っては度々ニュースになるが、日本の歴史教育問題はそこだけなのか。他にも戦前史、戦後史、どちらも今だに肝心な所は誤魔化され、あるいはスルーされたままでないか。後者は「戦後史の正体」で白日の下に晒された。前者のポイントとなる「明治維新」の辺りも、実のところ学校教育の刷り込みと異なり、本質は決して「維新」などでなかったことは既に「予告編」としてブログ記事でも教えてこられた。それが敢えて「“倒幕”の時代」とされたタイトルにも表れているこの新著、戦前史の正体の一端を暴く日本人必読の書に違いない。
No.2
65ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
孫崎享著『アーネスト・サトウと倒幕の時代』 :内容紹介 幕末から明治にかけて日本に滞在した英国の外交官、アーネスト・サトウ。世界史上、相手国に喰い込んだ外交官は数多くいれど、対立する両者と密な関係を築き、相手国の歴史に深刻な影響を与えた外交官はアーネスト・サトウを措いて他にいたであろうか。なにしろ、幕府を支援していた英国を、薩長の側に付かせ、日本の政治体制を大きく変えてしまったのだから。薩長連合の密約が交わされた時期に、ジャパンタイムスに掲載された『英国策論』と題された英文には、日本の政権を将軍から諸侯連合に移すべきと記されている。この論文は多くの人に読まれ、幕府を見限る潮流作りに寄与した。また、江戸城無血開城への英国の影響力を指摘した点も本書の大きな達成である。 アーネスト・サトウの来日 「桜田門外の変」から「生麦事件」へ 高まる「攘夷」の動き 薩英戦争後、薩摩は
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。