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フレデイ タンさん のコメント

ウオール街を占拠せよ!という運動が先にあった。G7の会合に必ず現れる反グローバリズムの若者のデモも日本以外では通例のこと。今回の黄色いベスト運動は、前二者と同じく、私の受け止めでは、クロポトキンに源流を辿ることの出来るアーナキズム・デモンストレーションだ。左翼でも右翼でも無い。これら若者は「相互扶助」の精神で助け合わなくてはいけない、という理念に基づきバイオレンスに訴えているのだ。

過去に於いてはパリコミューンが1870年代に勃発したし、1968年にはパリ5月革命が起こった。驚くことに中国のじゃり革命と酷評された紅衛兵の盛んな時、上海で「上海コミューン」が勃興している。このコミューンは毛沢東により反革命分子の運動として厳しく弾圧された。いずれの運動も支配者の横暴にレジストするもので新しい支配者を生みだそうとするものでは無い。支配構造が横暴だとこの手のレジスタンスは激しくなる。マクロンは彼らの逆鱗に触れたのだ。長くは続かないだろう。しかし、凄いね!フランス人民は。彼らに乾杯を!

米国ではこの手のレジスタンスは常に発生しているが、世論は黒人暴動として扱い、人種問題に還元している。もし、米国の、いや、ウオール街が世界政府を造れば、全てのレジスタンスは人種問題として処理され、金持ち以外は全部奴隷となるであろう。そういうことを「黄色いベスト」は暗示している。
No.3
72ヶ月前
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A1, 事実関係1:仏、厳戒態勢  8 日もデモ予定 「黄色いベスト」運動(毎日新聞) 燃料税増税方針などに抗議する「黄色いベスト」運動によるデモが続くフランスでは、 8 日もデモが予定されており、仏当局は治安部隊を増強して厳戒態勢を敷く。仏政府は 2019 年中の燃料税の増税を撤回するなど譲歩しているが、ネット上ではデモへの参加の呼びかけが続くなど、事態収束は見通せない。     AFP 通信によると、警戒を強める仏当局は 8 日、これまでのデモで激しい衝突が起きたシャンゼリゼ通りを中心にパリだけで 3000 人の警察官を増強して 8000 人態勢とし、装甲車も配備する。仏全土では約 9 万人態勢で警戒に当たる。また、シャンゼリゼ通り周辺のレストランやブティックに対して閉店するよう要請した。エッフェル塔やルーブル美術館も休業するほか、 8 日に予定されていたサッカーのフランス 1 部リーグのパリ・サンジェルマンなどの
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。