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りゃんさん のコメント

「ミサイル発射が15カ月行われていない」のは、米国が「今度やったらどうなるか考えろ」と北朝鮮を脅しあげている上に、北に対する厳しい経済制裁がおこなわれているからですね。そのことを言わなければ不十分な分析でしょう。ついでにいうと、文在寅は金正恩のエージェントとして動いており、先頃のレーダー照射のときも北の瀬取りに韓国が協力していたところだったという有力説があります。

米朝会談でどうなるか。トランプは米軍を韓国から撤退させたくてしょうがないので、米軍撤退と北の核廃棄のバーターが成り立つ可能性もあるとおもいます。仮にそうなったとして、しかし、北が核廃棄の約束を守るはずもなく、その後どうなるか。

中期的には日本も核武装に向かう(向かわねばならない)、米国もそれを許すだろうとわたしはおもいますが、短期的には、北による南への侵攻がありうるとおもいます。なんとなく、当分の間、南北並立したうえで北が経済発展してゆくと考えている人が日本人にも多いですが、それは韓国人にとっての夢ではあっても、金正恩にとってみれば、経済発展は、金王朝による南北統一後でなければならないのです。そうでなければ金王朝独裁がゆらぎますからね。よく考えてみればわかります。

北が南に侵攻すると、多数の難民が発生するでしょう。アサドの例を考えても、反金王朝勢力の多い場所には、化学兵器が使われるでしょうね。半島で朝鮮人同士がいくら殺し合おうが、こちらに迷惑がかからなければどうでもいいのですが、実際には多大な迷惑を日本はこうむるでしょう。カネばかりかかり、高齢者のみなさんへの福祉はかなり削るしかないことになりそうです。
No.8
69ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
トランプ一般教書「もし自分が大統領に選ばれていなかったら、北朝鮮との間で大規模な戦争が起きていただろう。核兵器実験を行っていない。ミサイル発射が15カ月行われていない」。現状を実績として誇ってる事に注目すべき。完全非核化の主張なしに要着目、 1: NHK: 北朝鮮の非核化をめぐる協議を取り上げ「私が大統領に選ばれていなかったら、北朝鮮と戦争になっていた」と述べました。 そして「やるべきことは多く残されているが、キム・ジョンウン朝鮮労働党委員長との関係は良好だ」として、2回目の米朝首脳会談を今月 27 日と 28 日の2日間、ベトナムで開催すると明らかにしました。 トランプ大統領とキム委員長の1回目の会談は去年6月にシンガポールで開かれ、両首脳は朝鮮半島の完全な非核化への決意を確認したとしましたが、その後の米朝間の協議は停滞しています。 北朝鮮の非核化を巡っては、核関連施設の申
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。