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changeさん のコメント

通信システムによる情報の漏洩は、国家、企業にとっての大問題であり、貿易問題より深刻であるのは、お話の通りでしょう。

ファーウエイ製品のハードウエアから不要なチップが見つかったとか、様々な情報が交錯しているが、ソフトそのものにスパイシステムが埋め込まれている疑惑が出ている。米国から全容が明かされてもよさそうであるが、詳細を公表すれば、次に巧妙な開発をしてくるので手の内を示さないでしょう。

ファーウエイ製品は、低価格で性能が高く、カメラ性能が優れている。日本からの供給部品は、①カメラセンサーはソニー②バッテリーもソニー③画面ディスプレイはジャパンディスプレイ④無線システム部品はパナソニック、村田製作所、京セラであり、重要部品は日本から供給している。日本に対する影響度は無視できないが、情報漏洩は国家のリスク管理問題であり、企業の協力は避けて通れない。

世界のGDP影響度は、米国24%、EU23%、日本6%ですでに半分を超えており、ファーウエイの経営に対する影響度は極めて高い。米国に追随する国が増えており、通信インフラの棲み分けが、急速に進んでいくのは致し方ないのでしょう。
No.2
70ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
A-1  事実関係 米国内の動き 大統領令でハイテク加速= AI や 5G で「対中国」-米( 2/12( 火 ) 時事通信) トランプ米大統領は 11 日、人工知能( AI )や次世代通信規格「 5G 」など最先端技術の開発を加速させるため、政府の役割を強化する大統領令に署名。    経済・軍事力を左右するハイテク技術で台頭する中国に対抗し、官民連携で国内産業の育成に取り組み、優位の維持を図る。 超高速計算が可能で暗号技術にも大きな影響を及ぼす量子コンピューターの開発も推進。投資拡大や規制緩和を通じ、防衛、エネルギーを含む関連産業の競争力を強化する。 A-2  同盟国・友好国にファーウェイ使わないように働きかけ  (ブルームバーグ): ポンペオ米国務長官は 11 日にハンガリーで、華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)との取引関係を維持する国には、米国製機器の供給を制限する可能性があると述べた。
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。