のぶたろうさん のコメント
このコメントは以下の記事についています
米国誌「フォーリン・ポリシー」は「ありえないファーウェイの台頭( The Improbable Rise of Huawei )」を掲載。主要論点
・中国の一民間企業が最も重要な技術を支配する事態になったのか。
・ 2009 年。スエーデンの Teliasonera が第4世代ワイヤレス・ネットワークを構築し、 Teliasonera は Huawei を選択した。同年、 Huawei はモバイル・電話ネットワーク構築契約を受注した。このネットワークは Ericsson や Nokia によって構築されてきた。
・ Huawei は廉価で進出したのではなく、突然自己の技術をもち、 Ericsson や Nokia 等確固とした企業を彼らの庭で追いやった。
・10年たたないうちに、中国政府の金融支援をえて、 Huawei はテレコムの世界最大企業になり、170カ国での活動で収益を得ている。
・ Huawei
アメリカが恐れているのはその様なHuaweiへの圧倒的な技術依存がもたらす良からぬ弊害、中国軍によるそれ等の利用である。アメリカが最近の中国の月の裏側への軟着陸など宇宙軍事技術の発達に目を見張り5G技術やそれによりもたらされる人工知能の発達が中国の軍事支配を招きかねないとの懸念だろう。所詮米国は世界を支配する大国の影響力を維持したいだけでありその為には戦争も辞さないと言う事だ。現在Huaweiに対する対中包囲網の構築の試みはその様な戦争の初期段階に過ぎず、米中戦争はすでに緒戦の途に着いたと言える。朝日新聞デジタルによると中国のゴビ砂漠には米艦船や空軍機の配備を模した米軍横須賀基地や沖縄嘉手納基地をレイアウトしたミサイル精度や衝撃を試す実験場があると言う。こうなるとただ犬の様に米国に付き従うだけの日米同盟に支配される日本の将来は想像がつく。ああ恐ろしい。
中国からのアプローチもあろうが、最近の安倍政権の一帯一路への第三国での柔軟な協力対応や対中首脳外交の試みを含む中国との関係改善はその様な緒戦の途に就いた米中戦争の更なる悪化を食い止め両勢力の協調と平和共存を図るためにも重要なものとなろう。
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