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フレデイ タンさん のコメント

1776年から米国はフロンテイアを求めてひたすら領土的拡大を進めて来た。そして、現在、中国とロシアを前にして逡巡している。この拡大を可能したのは武器だった。皮肉にも武器的に強くなった中国とロシアに米国は手出しを出来なくなっているのだ。

オバマが何を血迷ったかウクライナをネオナチを使って米属国にしたことで、中国は変わった。ロシアと固い同盟を結んだのだ。こうなると米国は両国を相手に手出しをすることは不可能。そこで嫌がらせをこのファーウエイに因縁を付けて始めた。

電子機器を管理し、スパイ活動を行うことは元々米国の戦争屋が始めたのだ。スノーデンやアサンジが出現して、その全貌が世界に暴露された。日本の内閣は米国の情報機関であるNSAには裸同然。でも、日本のマゾ性からか、抗議の一つもしない。これは余談。

ファーウエイの技術が世界で圧倒的であるということになると米国の戦争屋が疑心暗鬼になることは理解出来る。武器のみならず情報活動でも優位に立ち、米国を支配するのではという恐れだ。「泥棒は他の人間も泥棒に見える」ということだから悪いことばかりしている米国の戦争屋だから、いらいらするんだろう。

しかし、私は、言いたい。現代中国にはファーウエイの技術で世界をスパイし、米国、日本を崩壊させるという原理はありません。植民地主義で固まっている米国のNSAが抱くような他国支配目的は現代中国には毛頭ありません。

考えてごらんなさい。堕落と猥褻が公然と合法的で商品となって流通し、GNPを押し上げている米国や日本を中国の統制下に置くなんてとても無理ですよね。中国人民が堕落や猥褻を好むことは中国の当局もよく知っている。そして、ウオール街の強欲では中国を治めることは出来ないことも中国の当局はよく知っている。そのバランスを取る為だけの人民解放軍なんです。つまり、ウオール街がCIAを使い工作するそのことを阻止するためだけの人民解放軍なんです。ですから、ファーウエイは一時の一世を風靡したソニーみたいなものです。心配要りません。

それでも米国は騒ぐ。そして、日本や英国やフランスやドイツが騒ぐ。もう一度阿片戦争をしたいからに違いないのです。あの時は清朝政府が無能だった。今は違う。米国も日本もフランスも英国もドイツもウオール街の意向に従うのはいい加減にしてもらいたい。
No.9
68ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
米国誌「フォーリン・ポリシー」は「ありえないファーウェイの台頭( The Improbable Rise of Huawei )」を掲載。主要論点 ・中国の一民間企業が最も重要な技術を支配する事態になったのか。 ・ 2009 年。スエーデンの Teliasonera が第4世代ワイヤレス・ネットワークを構築し、 Teliasonera は Huawei を選択した。同年、 Huawei はモバイル・電話ネットワーク構築契約を受注した。このネットワークは Ericsson や Nokia によって構築されてきた。 ・ Huawei は廉価で進出したのではなく、突然自己の技術をもち、 Ericsson や Nokia 等確固とした企業を彼らの庭で追いやった。 ・10年たたないうちに、中国政府の金融支援をえて、 Huawei はテレコムの世界最大企業になり、170カ国での活動で収益を得ている。 ・ Huawei
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。