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changeさん のコメント

戦争に対する国の指導者が心得るべき格言としてとらえるべきでしょう。

自己を知ることは、他己を知ることと同義語であり、他国を負かせることを第一義とすれば、自国の足元が崩れていくことにつながる。

真珠湾奇襲攻撃は愚かとしか言えないが、米国に日本の作戦が見事に解読され、ミッドウエイ海戦の惨敗によって、敗戦が決定づけられたが、惨敗を惨敗としない虚偽の報道によって、泥沼化敗戦につながっていった。

拡大化主義を貫く日本に対して、経済制裁を科せられた段階で、拡張主義を止めることが不可欠であったが、あの当時は、連戦連勝で血気盛んな軍を抑えることが困難であったのでしょう。我々は、結果によって判断しているが、状況が変われば判断が変わらざるを得ない時に、決然と戦争を抑える抑止力をどのように働かせるかが重要なのでしょう。
No.2
65ヶ月前
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日本の真珠湾攻撃は「国家的自殺行為」 〈アメリカ海軍のサミュエル・モリソンは歴史家であるが、日本のこの攻撃を『戦略的愚行』と表現し、当時ワシントンの下院議員だったフィッシュは、真珠湾攻撃を『軍事的そして国家的自殺』だと表現した。〉 出典:ジェフリー・レコード著『アメリカはいかにして日本を追い詰めたか』(草思社、二〇一三年)   ■解説 『アメリカはいかにして日本を追い詰めたか』の著者レコードは米国陸軍大学戦略研究所教授である。彼は真珠湾攻撃に対し、自著の中で「日本人はどれだけ分の悪い戦いになるか、解っていたのだろうか。彼等は、如何に勝利を収めるかのビジョンがあったのだろうか」等の問を立て、真珠湾攻撃から普遍的教訓を導きだそうとしている。 〈現代の国家安全保障に責任を負う者は、一九四一年に日米が太平洋戦争に至った道筋を検証することによって、幾つかの教訓を得ることができる。その教訓は次の七つに
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。