りゃんさん のコメント
このコメントは以下の記事についています
A-1 ニューヨーク。タイムズ報道「韓国は日本との情報共有取引を止める。新たに緊張
高める( South Korea Says It Will End Intelligence-Sharing Deal With Japan, Adding to
Tensions )」
1:この動きは両国の緊張を劇的に高め、この地域における米国の指導性の後退を強調する
ものである。
北朝鮮のミサイル活動を監視することも目的とし、米国が推し進めてきた合意は、ソウ
ル・東京間関係のバロメーターでもあり、米国高官はこの決定に驚いたとしている。
今月日本政府側が韓国を信頼される貿易相手国リストから外し、対韓貿易に関する貿易
制限を行ない、これに韓国側が対応し、両国関係はここ数年来の最低に達した。
・ポンピオ国務長官はこの決定にがっかりした( was “disappointe )と述べた。彼は日韓の共有された利益は重要
こんにちは。
>>日本が、ホワイト国から外すということは、
>>3年前から、韓国から他国に輸出されている事実の説明を何回も求めたが、
>>韓国は日本の説明要求を無視し続けたことが大きな原因である。
まさしくその通りだとおもいます。たとえ民生品の原材料であっても「大量破壊兵器に転用可能な戦略物資」は売りっぱなしでいいわけではないのが、国際的なルールです。ここによく留意しなければ、日本のほうが批難されることになる。
そして「3年前から説明を何回も求めた」というのが重要です。日本の政治家が現在の日韓関係を背景に絡めたような説明をしたのが、かえって韓国につけこまれている形ですが、本質は「大量破壊兵器に転用可能な戦略物資」の管理のはなしであり、現在の日韓関係とは一線を画するはなしです。ただし、「信頼」の点で評価するなら、日本の政治家の説明もまちがいではないのです。
韓国は、たとえばフッ化水素の行き先を説明すればまた優遇措置をうけられる。しかし北朝鮮に横流ししていたから説明できないのだろう、と見透かされています。
日本の韓国への優遇措置は、小泉政権時代になされたものですが、破格の扱いであったことも強調しておくべきだとおもいます。アジアで韓国並みの優遇措置を日本がとっている国はなかったし、またヨーロッパ諸国も韓国をそのようには扱っていません。
そしてこれは想像ですが、小泉政権時代の優遇措置の背景には米国がいたし、今回の優遇措置廃止も米国の了解を得ていることでしょう。
Post