韓国の立場は金大中以降少しずつ変化してきている。決定的だったのはパクネ大統領。彼女はモスクワの戦勝記念日に国賓として招待され、軍パレードを観ている。又、北京の戦勝記念日にも招待され、人民解放軍のパレードを観ている。韓国にとって既に北朝鮮、ロシア、中国は敵ではないのだ。米国の戦争屋がうるさいだけだ。

もう一つ重要なことは、金大中以降、南北で確認されている項目として「朝鮮半島を二度と戦場にしてはならない」ということだ。朝鮮半島に米軍から落とされた弾薬のエネルギー総量は第二次大戦に日本列島に落とされた原爆を含めた破壊エネルギーの総量の3倍だったというのだ。恥知らずの米国の戦争屋が今も懲りずに戦争をさせようといろいろ工作しているが、それは不発に終わろう。

協定破棄の意味として、靖国軍国主義を露骨に表出させる安倍政権とは一線をひこうという朝鮮人の強い願望が実現されたということが上げられよう。米国の戦争屋、安倍政権、朝日新聞等が驚いて見せているが、東アジアではならず者国家米国主導の緊張や戦争はUNFEASIBLEだということを米国人、日本人が知るべき時代が到来したということだ。

安倍氏は責任を取って退陣するのが適切だと私は考えている。